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暴走大臣のゆくえ

2015-07-27 20:47:18 | 日記

マキコさんがまたまたやってくれましたねえ。
諮問委員会から3大学の新設を認める答申がでていたにもかかわらず、職権で「不認可」
とやってしまったのだ。
大学側はおさまらない。
もう教授予定者は採用が決まっているので従来の勤務先に辞表を出しており、
入学者の選抜も、推薦については完全にスケジュールに乗っていた。
印刷物等の準備に数億円費やしたところもあったという。
入学志願者が「田中さんはちゃんと謝ってください」と言っているのも心情的には理解できる。
しかしこの件は大臣側の方がスジが通っている。
認可するのは文部科学大臣であって、役所のどこかの部局ではない。
委員会は大臣に判断材料を提供する役割を負っているだけ。
大学設置基準を満たしていれば100%認可されるのか。
過去にそうだったからといって、将来も約束できるというものではない。
不認可のリスクに目をつぶり、先走った準備をとがめられただけのこと。
むしろこの件の本質は、該当する人口の割りに増えすぎた大学の質を担保する
必要性を世間に訴えるマキコ流のアピールにすぎないと考えたほうが妥当か。
明治初期のように、大学は東大と京大、他は全部専門学校、という時代に戻せとは
言わないが、駅弁大学を含め少なくとも800もあるのは異常。
今後は原則新設を禁止。
やむをえない理由のあるものについては個別に審査するくらいのシバリがあっていい。
やがて経営難で一つ二つと退場していく。
これは時代の流れで仕方のないことだ。
誰でも入れる大学なんて存在自体が無価値と言うほかないのだから。(2012.11.10記)
その前にマキコさんが消えちゃった?



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