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日露戦争の記憶(軍事道路)

2015-03-27 05:17:04 | 旅行

8月15日も近いので、今日は戦争ネタ。といっても最近のではない。
100年前の日露戦争。北海道はよく見ると日露戦争の遺跡だらけである。
講話会議の開かれた旧郵船小樽支店(現博物館)は健在だし、
そもそもJR函館線自体が、戦争準備のため突貫工事で作られたのは有名な話だ。
軍事道路というのがある。余市から旭川まで、形は変れど、今もだいたいたどれる。
余市~小樽間は、ほとんどフルーツ街道に吸収されてしまった。
小樽~札幌間は、断片的にだが山奥に残っている。
昔の25000分の1図と、現在の住宅地図を見比べればルート自体は推定できる。
歩けるところは大体歩いた。ただ、昭和30年代に崩壊した箇所があり、
完全に通り抜けるのは不可能だろう。
それにクマがでるので、一人ではやめておいた方がいい。
張碓の山中にコンクリートの頑丈な箱がぼろぼろになりながら生き残っている。
調べたら郵便物の交換用だった。両側から配達夫がきてここで交換した
のだという。
何でこんな山中にクネクネの道路をと聞いたら、海岸線では軍艦の艦砲射撃に
弱いからとのこと。今ではとうてい理解できない。あの道は今でも国道?
25000分の1に記載されているので。(2010.8.7記)



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