北海道内はずいぶん旅行したが、とりわけ函館は、仕事でも遊びでも行っ
た回数も多ければ満足度も高い素敵な場所だ。
ガイドブックにあるような場所は行きつくしたので今日は別の話。
食い物は重要だ。私の選択。どこに泊まっても原則素泊まり。
①朝:函館朝市の場内の定食屋 どこもはずれなし。
②昼:駅前の津軽屋食堂 刺身や焼き物で丼飯を。
③夜:居酒屋「函館山」 なんでも安くてうまい。
隣席のカップルは「タコの生き造り」を注文して悲鳴をあげていた。
皿の上で子ダコがこっちをにらんでいる。はしをだすと皿の上を逃げ回る。
女の子は「ごめんね、ごめんね」とあやまっていたが、結局そのままでは
食べられず、頼んでシメてもらっていた。
夏の夜の8時ごろだったか、外人墓地の下のあたりの住宅地の空き地で
子猫と遊んでいると、妙な視線を感じた。ふと目を上げると、私と子猫を
中心とした直径30メートルほどの輪ができていた。すべて猫。40~50匹
はいたろう。だれも鳴き声は発しない。非難がましい行動もない。
だがその圧力感は絶大なものがあった。被告席に座るとはあんなものでは
ないだろうか。きっと彼らは、毎晩あの場所で、「会議」を開いている
に違いない。たまたま私という闖入者が気に入らなかっただけだろう。
(居酒屋函館山は開店と同時に満席になりますのでご注意を)
2010.8.1記
最新の画像[もっと見る]
- 調所広丈に会いたい 4年前
- ラジオ体操第三の謎(続) 5年前
- 骨董市に行きたい2 6年前
- デジタル遺品について 6年前
- 林竹治郎に会いたい 7年前
- 徳田球一に会いたい 7年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます