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新聞が書けない電子出版革命の衝撃

2011-01-22 07:40:36 | 日記
電子出版を巡る動きが急だ。

各種の機器が先行発売されるなか、
遅れていたコンテンツの販売計画が
続々発表されている。

当面は通信インフラ系、大手印刷系が中心だが、
この動きは燎原の火のように急速に
広がりそうな気配だ。

となると、旧来の紙媒体はどうなるのかという
疑問が生じる。

筆者は商売柄、中小出版社、書店に出入りする
機会が多いが、あちこちでヒソヒソ話が
始まっている。

紙卸の営業
出版社の社長
書店の販売部長等の会話。

「4月以降の紙の注文が入らない」

「出版社の計画点数・部数とも激減した」

「みんな様子見になってしまって、積極的に
動くところがほとんどない」

「出版社は規模が小さいからまだ小回りが
きくが、利幅の小さい取次ぎはこれから
大変なことになる」

「こんな状態が続いたら、○○パンも○○ハンも
つぶれるぞ」

こんな話は大手マスコミが報じるわけがない。

明日は我が身だからだ。

新聞・雑誌など紙媒体に先がないのは共通。

だれが、ウチはそろそろ危ないなんて公言する
ものか。

広告営業に差し支える。

今は、音楽業界でいえば、CDが登場し、LPが退場した
時の雰囲気そっくり。

あの時は約2年で、メディアが完全にチェンジしたが、
今回はどうか。

私自身は最後までアナクロにこだわるつもりだが、
仲間をけしかけて電子出版の末端に加わる予定。

ビジネスは別だ。

本当に先の読めない時代になったと痛感する。





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