例の原発のおかげで、今年の夏は大変なことになりそうだ。
ビルの冷房の設定温度は28度になるとか。
窓さえ開ければ、といっても開けない窓が多い。
電車でも100%冷房化が進んだおかげで、開く窓がなくなってしまった。
JRはお客の要望にあわせただけというが、私は電車の冷房が嫌いで、
時刻表とにらめっこをしながら必死に窓の開きそうな列車を探すという
無駄な努力を重ねてきた。
20年前に愛用していたのが、札幌発10時台の倶知安?行き鈍行。
これの1両目右手窓側に座り、夏なら窓を全開にして、銭函からは全身で
石狩湾の海風を浴びる。
あれほどの快感はなかなかない。
しかもこの列車は、唯一張碓臨時乗降場に止まるのだ。
何の設備もないが、海水浴場としてはなかなかのハイレベル。
透明度は高い。
だが踏切もなく、事故率が高いため、とうとうJRは立入禁止にしてしまった。
駅も完全廃止。
今は残骸しかない。
近所の義経隧道ともどもただの歴史上の存在。
鉄道史の遺跡と化してしまった。
誰か張碓駅を再訪するツアーを企画してもらえませんか。
列車はもちろん赤電。
是非窓開け仕様でお願いします。(2011.4.24記)
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