東中野で映画見てきました。
とても印象に残ったので紹介します。
「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」という沖縄辺野古の現在進行中の基地闘争のドキュメンタリーです。
三上智恵監督、小室等音楽。「ポレポレ東中野」という優れた映画が見られる首都圏有数の映画館です。
今辺野古の海を埋め立てて、普天間基地の移転先として基地が作られようとしている。普天間が無くなるならやむを得ないという声もある中で、巨大な軍港を備え、オスプレイ100機が配備されようとしているそれは、もはや代替施設などではない。最新の強力な米軍基地で、基地の固定化が決定的に進むもの。本土でも若干は報道されているけど、それがほんの触り部分でしかないことを映像が繰り返し伝える。
住民と国の正に戦争と言っても過言ではない、激しい戦い。しかも、市民と直接ぶつかり合うのは沖縄県県警機動隊とアルソックで、県民同士だ。
県民は去年の県知事選で元々自民党だけど新基地反対の翁長雄志を保革一致して当選させ、他の全ての選挙でも反対派を選んだ。県民の民意は明らかなのに、国は相変わらず既成事実を積み上げ振り切ろうとしている。
翁長知事の再三にわたる面会要求に応えず、やっと会ってもこれまでの主張を繰り返し時間稼ぎにいそしむ安倍政権。義は沖縄にあるのは明らか。民意を背景に米国を説得して普天間の移転ではなく撤退を求め、沖縄の負担を少しでも減らす方向に舵を切るべきだ。
こんなことを続けていて、追い込まれた沖縄が独立を真剣に検討する事態になったらどうするのか。独立しなけりゃいけないのは沖縄じゃなく、本土日本。戦後レジウムの清算を掲げながら、実際には米国に媚を売り続け、姑息な戦争法案でっち上げて米国に従い世界のどこまでもお供しますと言っているのが現政権。何の見返りも求めずに沖縄を、自衛隊員の命を差し出そうとする安倍政権に真っ向から対決している沖縄の市民に連帯し、私たちもできることをしようじゃありませんか。
署名するもよし、辺野古基金に送金するもよし、応援に出かけるのもよし。
まずはこの映画を見て実情の何割かを認識しましょう。
三上監督の前作が「標的の村」。
こちらは東村高江のヘリパッド建設阻止を訴え前線で国に対峙する住民たちを描いたもの。
どちらの映画も厳しい闘争の一方で、沖縄の豊かな自然と人のぬくもりを見事に描いています。
帰宅して夕刊見たらこの映画の記事を見つけました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11795539.html?ref=pcviewer
整理券求めて早めに着いたので入場まで同じビルの一階のカフェポレポレ坐で時間潰したけど、ここもパフォーマンススペースがあって、いい感じのカフェでした。映画関連の図書も置いてあって、この日は別の映画のパンフレットを熟読しました。共働学舎の記録映画、「アラヤシキの住人たち」で、これも近々見に来ようと思ったのです。本橋成一監督の作品で、映画館もカフェも監督の会社が運営しているのでした。納得。
では、ごきげんよう。
とても印象に残ったので紹介します。
「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」という沖縄辺野古の現在進行中の基地闘争のドキュメンタリーです。
三上智恵監督、小室等音楽。「ポレポレ東中野」という優れた映画が見られる首都圏有数の映画館です。
今辺野古の海を埋め立てて、普天間基地の移転先として基地が作られようとしている。普天間が無くなるならやむを得ないという声もある中で、巨大な軍港を備え、オスプレイ100機が配備されようとしているそれは、もはや代替施設などではない。最新の強力な米軍基地で、基地の固定化が決定的に進むもの。本土でも若干は報道されているけど、それがほんの触り部分でしかないことを映像が繰り返し伝える。
住民と国の正に戦争と言っても過言ではない、激しい戦い。しかも、市民と直接ぶつかり合うのは沖縄県県警機動隊とアルソックで、県民同士だ。
県民は去年の県知事選で元々自民党だけど新基地反対の翁長雄志を保革一致して当選させ、他の全ての選挙でも反対派を選んだ。県民の民意は明らかなのに、国は相変わらず既成事実を積み上げ振り切ろうとしている。
翁長知事の再三にわたる面会要求に応えず、やっと会ってもこれまでの主張を繰り返し時間稼ぎにいそしむ安倍政権。義は沖縄にあるのは明らか。民意を背景に米国を説得して普天間の移転ではなく撤退を求め、沖縄の負担を少しでも減らす方向に舵を切るべきだ。
こんなことを続けていて、追い込まれた沖縄が独立を真剣に検討する事態になったらどうするのか。独立しなけりゃいけないのは沖縄じゃなく、本土日本。戦後レジウムの清算を掲げながら、実際には米国に媚を売り続け、姑息な戦争法案でっち上げて米国に従い世界のどこまでもお供しますと言っているのが現政権。何の見返りも求めずに沖縄を、自衛隊員の命を差し出そうとする安倍政権に真っ向から対決している沖縄の市民に連帯し、私たちもできることをしようじゃありませんか。
署名するもよし、辺野古基金に送金するもよし、応援に出かけるのもよし。
まずはこの映画を見て実情の何割かを認識しましょう。
三上監督の前作が「標的の村」。
こちらは東村高江のヘリパッド建設阻止を訴え前線で国に対峙する住民たちを描いたもの。
どちらの映画も厳しい闘争の一方で、沖縄の豊かな自然と人のぬくもりを見事に描いています。
帰宅して夕刊見たらこの映画の記事を見つけました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11795539.html?ref=pcviewer
整理券求めて早めに着いたので入場まで同じビルの一階のカフェポレポレ坐で時間潰したけど、ここもパフォーマンススペースがあって、いい感じのカフェでした。映画関連の図書も置いてあって、この日は別の映画のパンフレットを熟読しました。共働学舎の記録映画、「アラヤシキの住人たち」で、これも近々見に来ようと思ったのです。本橋成一監督の作品で、映画館もカフェも監督の会社が運営しているのでした。納得。
では、ごきげんよう。
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