~チャリに芝居さ人生ゆるよろと~

2014年夏の北海道一周チャリ旅を機に始めたブログ。目標の自転車細切れ日本一周や訳詞、芝居などを記事にします。

今度こそブログ再開~華やかな散歩

2015-05-12 14:57:28 | 自転車、芝居、平和
半年前に再開したブログも数本で頓挫してしまいました。
今度こそは誓って再開、週一回の更新を目指します。
日曜日か月曜日(今回は火曜日だけど)に一週間をまとめたいと思います。

まずは出演中の芝居のご案内から。
タイトルは、「華やかな散歩」です。
川崎市が公募の市民劇で、プロとアマの混成チームで作り上げました。
前半の公演が終了して後半公演を5/22-24の3回、川崎教育文化会館で行います。
昭和初期の川崎の詩人で作詞家の佐藤惣之助の戦争に翻弄された半生を代表曲と共に描きます。
詳細は下のチラシをご覧ください。

 

僕の役は、知る人ぞ知る東海林太郎、出番は限られますが、畏れ多くも、「赤城の子守唄」を歌っちゃいます。
東海林太郎と言えば、直立不動の歌う姿と溢れんばかりの豊富な御髪がトレードマーク。
後者に恵まれない僕が果たしてそこをどう乗り切るのか、お楽しみに。
チケット予約は下のURLからだと、僕扱いで自動的に完了、代金は当日精算でお願いします。
https://ticket.corich.jp/apply/63947/001/
電話下さっても勿論嬉しいです。(080-6601-5032)

さて、僕は今、怪我からの回復途上です。
3月末に台湾で転んで肋骨と腰を負傷しました。
台湾行はピースサイクルのイベントです。
フクシマを受けて反対運動が高まり、建設を断念させた、北部の第4原発や日本の植民地時代に先住民が起こした反乱、「霧社事件」の末裔を自転車で訪ねる旅の途上でした。
今はまだコルセットが外せませんが、芝居ができるまでには回復しています。
早くまた自転車で遠出ができるようになりたいものです。

前回の記事の芝居、「親の顔が見たい」 は、お陰様で何とか大役の任を果たし、10公演900名の方が観劇下さいました。台詞量も役作りもこれからの自分の芝居人生の節目となる作品になりました。

最近、キンドル買って、平田オリザの本を数冊読みました。
来月には「冒険王」と「新冒険王」をダブルヘッダーで観に行きます。
あ~あ楽しみだ。
そうそう、彼は16歳の時、高校を休学して自転車で世界一周したんだけど、ご存じ?
その自転車行を記録した本が文庫になって出ているので、興味あれば読んでみると、これが面白い。
「十六歳のオリザの冒険をしるす本」(講談社文庫)。
恐るべき少年です。

それでは、ごきげんよう。







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4 コメント

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Unknown (転がる石)
2015-05-14 18:11:05
ご無沙汰してます。
文庫本になったら、流石にそんなに短いタイトルになったんですね。

『十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本』

単行本の時のタイトルはこれでした。
私は大学3年の時、1981年9月17日初版第1刷のこの本を買って読みました。
晩聲社刊、今でも持ってます。

当時の平田オリザ氏は、都立駒場高校定時制普通科2年、同時に代々木ゼミナールに在籍。
確かその後、早大に入ってから演劇を始めたのだったような…。

いささか自慢げに書くと(ホントは何の自慢にもならないですが、笑)、私は平田オリザが劇作家として有名になる以前から彼のことを知っていた、わりと数少ない日本人の一人ですね。
もっともあの本、当時かなり売れたと思いますが。

名前もオリザでちょっと変わっていたので、中身の濃い本の内容とともに、ずっと記憶に残ってました。
その後、劇作家として有名になったので、あああのオリザ少年がそんなに立派になってしまったか、いや、やはり、というべきか、などと思ったものでした。

私はこの本に影響されてユーラシア大陸一周旅行をしたわけではありませんが、しかし、旅に出る前に読んだ旅の本としては、この本と、小田実の 『何でも見てやろう』 が挙がります。
しかしまぁその後の人生、御大二人と私と、何とまぁ大きく違うことか(泣き笑い)。

あ、長くなってすみません。

東海林太郎、がんばってください!
今の若者はきっと ショウジタロウ じゃなくて、 トーカイリンタロウ と読みそうですね。

それと台湾で怪我されたとのこと、どうかご自愛ください。
早期の快復をお祈りしております・・・。
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Unknown (転がる石)
2015-05-14 18:29:46
訂正。

平田オリザ、早大じゃなくて国際基督教大でしたね。コメントの本旨には影響ないですが、うろ覚えで間違えました。

とにかく、お身体を大切に!
芝居、がんばってください。
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Unknown (さぶさん)
2015-05-15 01:28:06
転がる石さん、コメント有難うございます。
オリザ少年はICU在学中に今度は韓国に留学、そしてか、その前かに芝居を書き始め、演出も自分でして演劇で活躍するのです。そして、鳩山首相のスピーチライターなどという変わったことも経験します。
イスタンブールの経験を描いた「冒険王」を6月に観に行きますが、これがオリザ芝居の初体験になり、とても楽しみです。「静かな芝居」というジャンルを一つ作っちゃったんですから、ユニークと言うか、新劇しか(すら)知らない自分には刺激的な経験になることでしょう。

東海林太郎はお陰様で好評です。
アカペラなので出だしの音程がなかなか安定せず、出たとこ勝負ですが、ぴったりはまれば何とか行けてます。音域が狭いんです。昔一緒にやってたバンドでボーカルにも進出しておくべきだったと後悔してます。世には絶対音階の持ち主がピアノの世界などに多くいるそうですが、何と羨ましいことか。今となっては訓練しても始まらない。
来週も思い切ってやるだけです。
じゃ、また。

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Unknown (転がる石)
2015-05-15 17:15:37
コメント連投、すみません。

平田オリザは確か延世大に1年だったか留学してますね。韓国関係の芝居も書いてたはず(観てませんが)。

鳩山総理のこれも確か施政方針演説だったかと思いますが、細かい点は忘れましたが、「新しい公共」を謳い、感動的な内容でした。
直後に平田オリザがスピーチライターに入ってたと知って、なるほどと思ったものです。
日本の政治家の演説で感動したのはその時が最初で最後です。

その後の鳩山政権及び続く民主党政権の凋落ぶりは目を覆わんばかりでしたが・・・。
結局、現・安倍政権のようなトンデモない政権に至ってしまいました。
元気なら官邸前に行きたいところですが、今日、 change.org で、「戦争をさせない1000人委員会」の署名に参加しておきました。

話が芝居から逸れて、すみません。あのスピーチ、ほんとに良かったので・・・。そっから横道に入ってしまったコメントでした。なにぶん口数だけは多いもので。
以上です。
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