タミヤのコルセア。同じF4-でも随分スマートだし文句なしにこっちの方が恰好良いと思う。好きな機体なのだろう、3機目かな、これ。タミヤも好きなようで、バードケージから、A、Dと3機も出している。当然全部買っているが、バードケージは残念ながら放り出した記憶が有る。今思うに、一機目故多分入れ込み過ぎたせいかと。もっともあのインビサクリアデカールはかなり扱い難かった。
昔は差別化の定番として動翼をニュートラルから外す、フラップを下げるなどが有った。このキットの売りは翼折り畳み、フラップ下げだ。もう一機作る都合、ちょっと変化が欲しかったので、空母には載せられなかった時期が有るAだし、翼伸ばし、フラップアップにした。これが結構手間だった。特に、フラップは上げた時に翼との隙間をふさぐ整流版が部品化されていないので実機の写真を見ながらプラ板で、適当に。尚、1/32のキットにはちゃんと入っている。
そんな訳でアレスティングフックを外し、爆弾を積むことにしたが、部品が有って大変うれしい爆弾架がちとゴツイので揺れ止めのフレームは作り直した。
古くなっていてキットデカールは黄ばみが使えなかった。じゃー昔買って置いたマイクロでと試してみたらこれも相当古びていて、いつもの魔法液で補強し、なんとか貼った。そう言えば5,6年前に作ったA-1を見ても、タミヤのデカールは黄ばむ傾向が強いように感じる。糊の落としが足りないのかもしれない。
これもマスキング紐を使用。塗料はソリッドカラー。知らない人の方が多いだろうが、その昔突然売り出し、さっと消えてしまったメーカー。顔料がきめ細かくて多いので塗り易いラッカーなのだ。色味も当時のグンゼよりもずーっとらしかった。
写真を見ると大変汚い陸上基地のコルセアなのだが、どうも思い切って汚せないのだな。ラッカーで半艶で塗ると、艶の変化とちょっとした退色はクレオスのウエザリングカラーが使える。