たとえば模型道楽

スピットファイア PR MkIX

PRU(写真偵察隊、フルスペルで書くべきだがカタカナにしずらい単語が有るので。アメリカ風ならばフォト レコン ユニット)は総合病院で言えば内視鏡室くらい小規模な組織らしいがここの数少ない機体だけで1冊本が書けるようだ。責任者のコットンさんは写真技術者だったという偵察に特化した部隊が本来タリホーと叫んで敵機を撃墜しに行く機体をそーっと忍び寄って写真撮って逃げ帰る任務に使うよう改造しつつ飛ばしていたのだから、有名なピンクのPR等それは面白いはず。映画「遠すぎた橋」でバンクして飛び去る姿が良かったな。

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当初PRUは独自にアルファベットA,B,CをPR各型の識別に使っていたので元のスピットが何型かもすぐには判らないしかけで防諜上も極めて有効なシステムだったに違いない。(てな事はない。)PRMkCをスピットファイアMk4としてみたりするが、組織だった番号が必要なほどの数ではなかったのかあるいは種類が多くて手に負えなかったのか適当に、と言う雰囲気。結局、Mk9改造機からMk10,11がPR型にふられるようになり、その後はたとえばPR Mk19と言う風になった、多分汎用カメラマウントが出来たのが大きな理由。よかった、よかった。

MkXIはMkIX、これって見づらい、11は9からの改造、こっちの方が見易い、で7とか8の良いとこ取りをした機体。尚MkX(10)は与圧型。以上。

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昔、モノグラムのMk9を風防変更と機銃外しただけでPRブルーにした記憶がある。時が経ち余計な知識が増えたので今回はICM Mk9を使い主翼下面燃料ポンプフェアリング追加、オイルタンク付きの機首、カメラポートの再現もやってみたが、あまり華々しい変化ではなかった。

ICMのキットはエンジン付きが売りだが当然カウリングと共存させての組み立ては不可能に近いし、エンジン無しで組むにもばらばらの機首部品を継ぎ合わせなければならない。どうだ、まいったか、はい。大変細かいモールドは実感が有るのだがすぐ消えてしまうし、白なので見辛い。でもおまけ部品、Mk7の与圧インテイク、尾輪、ラダー各タイプなど、が得したような気分にしてくれます。あと、寸法は正しいそうです。

奇妙な色とブリスター付きキャノピーに未練は有るが、別館はとりあえずこれまで。

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