銀座平野屋女将日記

銀座平野屋210年のあゆみと老舗女将の嫁日記

印傳小物

2021-09-08 | バッグ・小物

なんと!久々の連続更新です😄

 

昨日の記事にものせましたが

8月、9月と予定されていた企画が中止となり、

職人も手が空きすぎて、

なかなか新しいものを手掛ける機会もない状況が続いております。

 

そこで、稀少ではありますが、

印傳の巾着(コキ付)印鑑入れ札入れ

特別価格にてご提供したいと思います。

 

・巾着(コキ付): ¥38,000(+税)/蜻蛉柄/コキの部分は鹿骨です

   *写真は蜻蛉柄ですが「花菖蒲柄」もございます

・印鑑入れ:¥3,000(+税)/花菖蒲柄

・札入:¥22,000(+税)/小菊模様

 

札入れは2箇所で札が入れられるようになっています。

 

↑札入れは小菊模様です。

 

※商品の詳細や注文は

銀座平野屋までお問い合わせください。

 

 

 

銀座平野屋でもお問い合わせの多い商品の一つに

この印傳(印伝)の商品があります。

以前記事で書いたことがあるのです

銀座平野屋が扱う「江戸印伝」の巾着袋は、

和装に似合う小物として男性に人気が特に高く、

最近は和装男子の間でも愛用者が増えているようです。

 

残念ながら現在では札入れ、印鑑入れ(小銭入れ)は

作れる職人がおらず貴重な一品になります。

甲州印伝と違い、漆をのせず、柄で楽しめるおしゃれな小物です。

鹿革のしなやかさを楽しめます。

 

鹿革に型紙をつかって染めた柄も様々で、

特に武家の持ち物に多様されていた為か

勝ちにこだわる縁起のいい柄が多いように思います。

今回ご紹介の巾着袋は蜻蛉柄(別名:勝ち虫。蜻蛉は退かないので)ですし

印鑑入れは菖蒲柄(「勝負」に通じるので)

札入れは小菊柄(菊は不老長寿の意味を持つため)

ですね。

印伝の柄は調べれば面白いのですが、まあそちらは機会があれば。。。

 

 

 

今回ご紹介しました印傳小物は数に限りもございますので、

商品の有無、商品の詳細、ご注文の際は、

銀座平野屋までメールもしくはお電話にてご連絡頂けると

有り難く存じます。

職人の手仕事をお手元に置いて、愛でて頂けると幸いです。

 

 

 



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