☆小説「魂の色」
・・・急に冒険したくなった。
誰かと話したら何かが見えるようになるのだろうか。
つまらない自分が壊せるのか。
他人と関わらず、自分の心など探れるはずもないのだ。
果たしてこの青年は自分が本音を暴けだしたいと願う人間なのか。
それ以上に本音が何かをしってみたい。
・・・
・・・
自分に正直な奴は他人に何かを知ってもらう必要なんかないはずだよ。
理解されたいとか、したいとか、そればっかに気を取られていて自分の心に何もない連中ばかり。
俺、そういうのつまんないんだ。
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・・・
自分を知ってもらおうとしなかったのは、自分がないからよ。
強いからではないわ。
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☆「魂の色」より、一部抜粋させていただきましたm(__)m