竹清勇の囲碁の宝石箱

普段何気なく囲碁に接している時間。
愛好家の方には上達の宝庫だと思い紹介していこうと思いました。

囲碁にゃんスタンプ

2015-09-16 20:27:46 | 趣味や生活

すっかり涼しくなってきましたね。

この時期は過ごしやすくていいですよね

 

今日は横浜囲碁サロンで一緒にインストラクターをしているひとちゃんがラインスタンプを作ったの紹介したいと思います。

囲碁にゃんこです。

これがなかなか

可愛くて

はまってます!

色々バリエーションがあるので、囲碁をされる方ならオススメです

 

ひとちゃんのブログでも紹介しているので、ぜひ見てあげてください⇒ http://ameblo.jp/whitegirl-igo/entry-12068343721.html

 

 


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棋聖戦の封じ手予想会

2015-02-25 21:28:05 | 横浜囲碁サロン

こんばんは。竹清です。

横浜囲碁サロンでは毎週水曜日は大盤解説会です。

今週は棋聖戦の封じ手をお客さんと予想してみました。

 

 

黒39と右辺にのぞいたところで、白の番です。

本日の封じ手予想候補は下記のABCです。

A、イッケントビ。互いの模様の接点なので非常に大きいところです。

B、下辺の白は生きていますが、黒からまだ寄り付きを見られています。Bと連絡することで反対に黒の外壁を狙うことができます。(36の上からデギリなど)

C、横浜囲碁サロンの内野インストラクターのオススメ。よく分からないけどよさそうな手です(笑)

 

Aがお客さんに一番人気でした。私は手厚いBを予想します。

 

封じ手は翌日に楽しみができて素晴らしいですね。あわただしい時代ですが続いてほしい伝統です


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ご挨拶と抱負。

2015-01-14 22:56:47 | 趣味や生活

新年あけましておめでとうございます

本年も対局と横浜囲碁サロンの運営を張り切っていきたいと思います。

応援よろしくお願い致します!

 

 

今年の抱負っぽいもの。

・対局、私は模様が好きなので、本能に身を任せると地に甘くなるのでバランスを意識していきたいと思います。

終盤が得意でないので棋譜鑑賞ではトッププロの読みやまとめかたを意識的に吸収していきたいと思います。

 

・囲碁サロンは子供からご年配の方まで一緒になって楽しんでもらえるイベントを作っていきます。

横浜囲碁サロンは子供からお年寄りまで、世代を超えて一緒に楽しんでいるのがとても良い空気を作っているので、今後も大事にしていきたいと思います。

 

・ユーキャン主催の囲碁学苑で講師をさせていただいています。講座の質を高めて棋力向上のお役に立ちたいです。

 

・個人的にずっと力をいれてる分野があり、そこで成果をあげたい。将来囲碁界に面白い仕組みをつくるのには必要なスキルです。

 

皆さんにも良い一年になりますように!


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最強コンピューターとの対局!

2014-11-19 01:10:09 | 観戦記

こんばんは。竹清です。

 

先日、電通大学で最強と言われるコンピューター囲碁「ゼン」と対局してきました。

ゼンは直近の成績で、トップ棋士と4子局で互角に戦っているそうで、ゼンの研究に関わっている大橋プロいわく「4子はプロが相当頑張らないと勝てない」とのこと。

もっともゲームでコンピューターが人間に勝てないのはもう囲碁だけですから、人間最後の砦というわけです。

トッププロに4子で打てるとしたら、碁会所では7段格ほどになる。

私がゼンとの対局募集を引き受けたのは、この成長を肌で感じたかったからです。

 

私とゼンの手合いは開発者の希望により4子局。プロが本気を出したデータがほしいとのこと。

今回のゼンはコンピューターを4台つないだもので、1台のゼンよりも2目ほど強いらしい。

これ以上は2000台まで増やしても強くならないと、開発者の方は言う。理由は台数を増やして並列に分析させても、コンピューター同士が分析結果をうまくディスカッション出来ないらしい。

コンピューター4台に、短いタームで分析結果をディスカッションをさせるのが今のところ最大効率で強さを引き出せるそうです。

碁の内容は、布石から中盤にかけて、私もミスなく的確にゼンの悪手に付け込んで猛然と追い込んだ。ゼンに詳しい大橋プロも「ゼン相手にはベストな打ちまわしだった」と言ってくれていた。

それにも拘わらずヨセに入って猛烈に細かい。人間相手なら中盤にあそこまで追い込めば10目はこちらに残りそうな碁の流れだった。そこがコンピューターの不気味さを感じるところでした。

いまコンピューターの思考方法はモンテカルロというもので、適当に良さそうな場所から打って、そのあとも同じ方法で整地まで膨大な終局図を分析し、勝ちの率が最も多かった手を選んでくる。

つまりある局面で、適当に良さそうな場所にいくつか着手して、ひとつの着手につき100万回終局図を作るとしたら、70万勝ち図、30万負け図よりも80万勝ち図、20万負け図の着点を選んでくるということです。

この思考方法により飛躍的に棋力が向上したそうです。

 

最終的には小ヨセで、4目の手がある局面でゼンが2目の手を打ったので逆転勝ち。もしミスが出なければおそらく私が1目程負けていました。

そこで2目程私の勝ちになった瞬間、ゼンの投了。これはゼンが投了した画面です。

 

終局後、私が「これだけ飛躍的に強くなれば10年で追いついてきそうですね」と、開発者の方に聞いたところ「コンピューター自体の性能は理論的にほとんど限界まできている。たぶん追い付けないし、革命があっても20年はかかる」とのこと。

ウインドウズXPから今のウインドウズの使い勝手があまり変わっていないという例えでたしかにしっくりきた。

 

なぜ囲碁だけ、コンピューターが勝てないのか。それは人間に備わっている「大体こんな感じ」という言葉で説明できない感覚を囲碁はフルに使ったゲームだからだと開発者の方は言う。

人間にはコンピューターが究極的に目指すナノマシンというものが脳に備わっているとのことです。

 

人間は1秒間に何千億を演算するコンピューター相手に修練しだいでは勝てる能力が体の中に搭載されている。なんともロマンチックではないですか?

そんな満足感を覚えながら帰りました


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天元戦第二局 後編

2014-11-12 21:49:02 | 観戦記

こんばんは。竹清です。

第二局は白番、高尾十段の中押し勝ちとなりました。

棋譜は主催をしてくださっている新聞三社連合様のHPからご覧になれます。→ http://tengen.live-go.net/

 

布石は、控室で白持ちの方が多かったでのすが、井山天元(六冠)はあえて意欲的な布石を打たれたのではないかなと思いました。

昔から常識とされていたことはどんどん変わっていくので、探究精神が必要なのでしょうね。

高尾十段の厚い打ち方もすごく勉強になる一局でした。

 

印象に残ったこぼれ話としては、対局前夜に関係者の食事会があったのですが、井山先生にどなたかがこう質問をしていました。

「棋士になっていなかったら何になりたい?」これに井山先生は・・・

「想像もできない」という答えでした。これは衝撃でしたね。

そう思えるくらいひとつに人生をかけないとあそこまでは辿り着けないのでしょうね!

ちなみに私は三つくらいすぐに思い浮かびました

 

第三局もどんな碁になるか今から楽しみですね~

 

 

 


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