前回ご紹介いたしました、三谷プロの初心者女性教室と横浜囲碁サロンのビギナーでの交流会が行われました。
第一回ということでしたが、碁はもちろん、お話も生徒さん同士たくさん出来たので交流は大成功!こうして初心者の方が続ける場所や基盤をどんどん作るのは大切だと思います。第二回も三谷さんと考えながら行いたいと思います。
横浜囲碁サロンのビギナー参加者も全員が女性で、最近の囲碁ガールブームを象徴するミラクルな会となりました。
これは三対三のトリプル碁の風景。
そのあとは生徒さん同士の対局、私を含め外から見ていたスタッフ全員「みんなすごい真剣に対局してるね」と感心しながら見ていました。
対局の後は囲碁の形について三谷さんと一緒に大盤解説。
私が普段通りいろいろボケを入れていくのに対し三谷さんのツッコミが「え?なんですか?」と毎回聞き流すスタンスに私は完全にツボに入りました。
打ち上げの席で生徒さんからこんな話題があがりました。
三谷プロと私はあまり怒りそうに見えない、怒ったことがありますか?という質問。
ちなみに三谷さんと私は15年間の付き合いですが、たしかにお互いに相手の怒っている所はみたことがないです。
互いに思い出しながらエピソードを ひとつずつ。
竹清「8年ほど前、仲間と徹夜で遊び、藤森(横浜囲碁サロンの席亭)が家に泊まったんです」
「明け方6時くらいから眠りはじめて、7時に藤森のアラームが鳴り(なんだ早いなあ)と思ってまた寝ました」
「ところが10分後にまたアラームが鳴り(うるさいなあ)と思ってまた気持ち良く眠りました」
そしてそのまた10分後にアラームが・・・。そこで私は怒りました。
「うるさいぞ!アラーム止めなさいよ!」怒った私を始めて見た藤森はワタワタしながら携帯を止めたようです。
このエピソードの後に三谷さんはこう話し始めます。
「僕は一度だけ自分のためだけに怒ったことがあります。プロ試験のとき、まさにプロになるかどうかの対局中です・・・」
一同ドキドキ・・・。
「隣からきゃっきゃっと話し声が聞こえてきたので僕はここで怒ります・・・」
「うるさいぞ!静かにしろ!とついつい怒鳴ってしまいました」
この話を聞いて一同のリアクションは「三谷プロかっこいい~!」「怒ったのはそのぐらいって爽やかすぎ!」
こんなリアクションの嵐です。
誰かが言いました。「まとめると、竹清プロはアラーム音で怒って、三谷プロは真剣勝負の最中に怒ったと・・・」
周りがこう評価したようです。
私はアラーム音が男の器として負けてるとは決して思っていませんからね!
藤森のブログでも今回の事が紹介されています⇒藤森ブログ