こんにちは。竹清です
先日、私の対局を張栩先生が局後見て下さいました。素晴らしいご意見をいただいたので、こちらでお裾分けします。
私の白番です。黒1とツケられた場面です。この手は手筋で、白の受け方次第で、下辺黒と隅を連絡しようという手です。
ここまで白は左下△の切り込みや、下辺△の封鎖によって少し打ちやすい布石となっています。
実戦は特に工夫もなく、白2~白6まで封鎖しました。これでも白が十分打てるようですが、チャンスを逃しています。
このあと黒19までと進みましたが、白18ではAと三子をとるべきでした。周辺の黒に攻めが残るので大きな三子です。
このあたりで序盤の優位はないものとなりました。
張栩先生の指摘はこうです。白2、4はうかぶ手ですが、白6、8が手筋とのことです。
黒が9まで全部頑張ると白10で、AとBが見合になり黒ツブレです。
ぱっと見て指摘されたので、あまりの見事さに言葉を失います。
白6のアタリには手抜きくらいになりますが、白8と抜きになれば大いに白有望だったと思います。
白からAのハネものちに味が残っています。
※追記の説明
すぐに白1は黒6までセキトウシボリで黒は連絡しています。
手筋の威力を感じる場面ですね!非常に勉強になりました
この柔軟さを見習って少しでも追いつきたいと思いました!