第一問です。
Aの黒1が正解です。以下5まで定石手順です。
黒は上辺に素晴らしい模様ができました。
Bの黒1も定石の一手ですが失敗です。
以下白8までが定石手順です。白に上辺は侵入されてしまいました。
黒△の石は上辺を広げようとした石なので、この図は黒一貫性に欠けます。
布石は定石に拘るよりも自分の打った手を生かすように考えていくのが大切です。
第二問は黒Aが正解になります。
今度は黒1と右辺を大事にしたい局面です。
黒9まで右辺から下辺にかけて大模様を作ることが出来ます。
Bの黒1は失敗です。
なぜなら、上辺に模様を作っても、白6に打たれてみると右上の黒は働く場所がありません。
黒は隅を取られたばかりで得るものはありません。
まとめますと、白1と三々に入られた時には大事な考え方があります。
黒△の石がある時は黒Aを選びます。
黒△の石がない時は黒Bを選びます。
三々に入られるとつい部分に目がいってしまいますが、ここで冷静に黒△の石があるかないかを確認するようにしてみましょう。
2.相手の石数の多いところで、殺されないように硬く硬く打ちました。お前は石が重いもっと軽く打てと叱られました。
上記1.2.ともよく判りません。
こんな私を助けてくださーい。
時間的に毎回は答えられないかもしれませんが、非常に参考になるので、是非またお時間があれば、こういう問題的なものを出していただけるとありがたいです。
わかりやすい解説ありがとうございます!
「布石は定石に拘るよりも自分の打った手を生かす」
これは、もう竹清格言ですね!
これが出来なくてなかなか強くなれないのですが(泣)
相手の言うことばかり聞いて聞かないと痛い目を見たり・・・
聞いてばかりいると自分の打ちたい手を打てずで・・・
でも、忍耐強くがんばります!
ありがとうございました!次回、何の話になるか期待しています^^
立体的っていうのはですね、掛け算で考えると分かりやすいですよ。例えば2線を10手這って地を作ると、2×10=20目の地所ですね。これを平面的とたとえます。
逆に立体的なのは5×5のような正方形をさします。
5×5=25目の地所となって長方形より正方形のほうが大きな実利が作りやすいことが分かりますね。
石が重い、軽いっていうのはしっかり定義しておく必要がありますね。
1、石が重い=相手勢力圏で全部の石を助けようとして打ち、取られた時に損が大きい打ち方。
2、石が軽い=相手勢力圏で半分は捨てるつもりで打ち、取られた時に損が小さくなる打ち方。
相手の石が多く戦いが苦しい場面では半分
くらい捨てるつもりで軽く打つほうが良いことが多いのです。良い先生をお持ちですね!
ぜひまた見に来てくださいね~!
にゃんいちさん
竹清格言増やしたいですね。そして流行語大賞に・・・(笑)
大丈夫ですよ。碁は一生かけて学ぶもの。のんびり行きましょうーー!