STELLAⅡ 航海日誌

STELLAⅡでの出航・釣果・メンテナンスを記録

絡網と夏のイカ釣り

2022年08月16日 | 日記

2022年7月23日、8月11日 両日とも晴れ/曇り 南西の風2m波高0.5m 南西の風7m 波高0.8m

夏の楽しみの一つにイカ釣りがあるが、今年も何回か夜焚きと早朝に出航した。

夜焚きには夜間の安全のために停泊灯だけでなく、フラッシュライトや回転灯を点灯し自船の存在をアピール。

魚の血抜きや締めによさそうなナイフをネットで見つけ購入。

このナイフはGサカイのサビナイフ、刃が鎌型で尾からの神経締めの際に骨も切り易く
なっている。鞘を落としそうなのでワイヤーで繫げれるように加工。

意気揚々と出航し、日のあるうちからイカ釣り開始。コンスタントに釣れてくれます。

しかし、この後、日没後にトラブル発生。
何度かのポイント移動の際、いきなりエンジンストップ!
海面を漂っていた魚網をプロペラに巻いたようだ。両舷にガッツリ巻いている。

夜間の真っ暗闇の中、エンジンストップしミッションも動かない><
発電機は100Vポータブル発電機を使用していたのでエンジンストップしても明かりは確保できている。
これが主機駆動発電機だったら真っ暗なので助かった。

落ち着いて、状況確認。過去にも経験があり、先ずドライブを上げる。
ヤンマーのドライブはペラが海面に全部ではないが出てくれるので、このようなときは大いに便利。
ライトで照らすと・・・やっぱり!誰だこんな網を漂流させるのは!

二人掛かりでペラにきつく締まって絡んだ網を外すのに、夜の海で身体を半分海水に漬けながら約3時間を要した。
ロープカッター用のノコギリやハサミを積んでいてよかった!
船は推進力を失ったまま流されていくので、他のイカ釣り船に衝突しないようアンカーを入れた。

何とか可能な範囲で網を外し。ペラが回るようになる。
当初は海上保安庁のお世話になるかもと考えたが、凪で作業ができて、お世話にならず済んでホントよかった。


ゆっくりテスト走行し、大丈夫そう。マリンギアが損傷していないか、帰港してから見てもらおう。

その後、約1時間、釣りを再開し、夜中に帰港。疲れた~(笑) 他船がまた網を巻かぬよう、可能な分だけ回収。


8月に入り、まだイカは居てくれるようなのでお盆前に出航。
夜間のレーダーをさらに見やすくするため、ヘディングセンサーとNMEAケーブルで接続し
GPSとレーダーの船首方位を連携。これで更に見易くなり、安全性が高まる。

前回の絡網からペラを外して点検してもらうが、外見上の異常はなし。
念のためギアオイルを交換し、全開走行で異常が無いかテスト。

大丈夫そう! ひとまず安心。昨年OHし大枚をはたいたのでドキドキです。
南寄りの風が7~8mあり波高も1m程度あるため、夜焚きは回避し、日の出前から昼までの出航。

それでもポツポツ釣れてくれます。そろそろイカも終盤。あと一回出れるかな?

日がでてからはぐんぐん気温が上昇し、暑さに音を上げ昼に納竿。
真夏の昼はやはりキツイですねー


 



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