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新年のごあいさつ&207系900番台(マト71)廃車回送

2010-01-06 | 2010/1 以前の記事
記事No.514
マスターです。
ここのところブログを更新していませんでしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、更新をしないうちに2010年を迎えました。トップ写真は、多摩川と浅川の合流点から撮った初日の出です。川に霧が発生する川霧も起きていて幻想的でした。

ところで新年早々2010/1/5に、常磐線各駅停車と東京メトロ千代田線で活躍していた、207系900番台(マト71)が廃車回送されました。

207系900番台は、国鉄が開発した最初で最後のVVVFインバータ車両です。試作車としてマト71の1編成が製造されましたが、それ以降は1両も製造されることはありませんでした。
1編成しかなくレアなため、鉄道ファンの人気を集めていましたが、E233系2000番台の導入に伴い、廃車されることになりました。おそらく、マト71の保守部品が極めて少なく、メンテナンスが面倒なため、同線を走る203系よりも早く廃車されるのだと思います。


八王子駅にて待機していますと、中央線と横浜線のホームの間にある線路から、電車を牽引している機関車が現れました。
ちなみにこの線路は、普段は貨物列車(主にタンク車)の入れ替えが行われています。


牽引している機関車の形式プレート(側面)
「EF64 1031」と書かれています。
この機関車には双頭連結器という、電車を牽引することができる連結器を搭載しています。主に新造車や廃車される電車の輸送を行っています。まれにブルートレイン運用に入ることもあるようです。
廃車回送される電車を牽引している印象が強いことから、ファンの間では「死神」と呼ばれています。中央線によく出没する「死神」は、この他に、EF64 1030・1032の計3台です。


…とは言っても、ごく普通の機関車にしか見えないですけどね。


ホームの先端(高尾方)には、撮り鉄が集結していました。機関車に向けて写真を撮っているようです。


「死神」に連結されるマト71
本来なら八王子駅に6分程停車するはずでしたが、強風による中央線の遅れと、青梅線の架線トラブルの影響で、定時より遅れているらしく、1~2分で発車を知らせる汽笛が鳴り、去っていきました。このことに腹を立て、列車に向かって罵声を浴びせているファンもいました。


ゆっくり去り行く列車を観察してみました。箇条書きでまとめてみます。
・車内には作業員が乗車していた
・前面の方向幕は「回送」、側面の方向幕は空白だった
・広告は剥がされていた
・優先席と女性専用車、ドアのステッカーは貼られたままだった
・パンダグラフは外されていた
・列車番号表示器は非稼働で、何も表示されていなかった
・噂によると、前日の送り込みで松戸車両センターの職員が、「死神」にヘッドマークが付けられて、記念撮影が行われたそうだが、廃車回送時には外されていた。


八王子駅を去っていくマト71


ファンに見送られて、高尾方に去って行きました。

私は、今まで廃車回送を見たことも、死神を見たこともありませんでした。今回の廃車回送では、初めて見る廃車回送に大興奮しました。良い写真もたくさん撮れました。
いつ運行されるのか分からず、また予定とのやりくりがうまくいかず行きづらいですが、機会があれば次回も撮影しに行ってみようと思います。


そんな廃車回送の帰り道に、豊田駅にて南武線用の205系を発見しました。普段は南武線でしか見れないはずなのに、なぜここにいるのだろうと、不思議でしかたがありませんでした。
家に帰ってから調べて見ますと、この編成は中原電車区所属の「ナハ38」だそうで、この日は検査をしていた大宮総合車両センターから中原電車区まで回送をしていたそうです。どうやら折り返しのため豊田駅に来ていたようです。

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今回もご覧いただきありがとうございました。
最後に更新休止のお知らせをさせていただきます。
当ブログは2008/3/19の開設以来52563IPの方々、106618回のアクセスをしていただきました。今後も記事をどんどん書いていきたいところですが、このところ忙しくなり更新する暇が無くなってしまいました。
これまで当ブログを愛読してくださった方にはご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳なく思っています。
ただ、「休止」ということは、いつかは「再開」する日がくるということです。
おそらく2/11になれば更新が再開すると思います。しばらくはご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
では、更新再開の時にまたお会いしましょう。

ありがとうございました。