わいわい!テレビ

震災の被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。私はアメリカから日本の復興をお祈りします。わいわい!テレビ

アメリカの郵便ポスト

2010-08-16 | 屋外活動
記事No.563
PICASAのアルバムもどうぞ→http://picasaweb.google.com/101059139617216122580/
マスターです。
前回、飛行機に乗ってアメリカのどこかへ行ったと書きましたが、実はアメリカのシカゴに行っていました。八月いっぱい滞在する予定です。
今回は知り合いに頼まれていた郵便ポストについてです。

さて、アメリカの郵便ポストは何色でしょうか。
赤色?青色?白色? いろいろ思い浮かびますね。
答えを探るべく郵便局へ行ってみました。


アーリントンハイツ郵便局
シカゴ郊外の地域にある郵便局です。この周辺には日本人の方が多く住んでいるそうで、日系のスーパー「mitsuwa」があります。
まあここでは日本語は通じないです。


平屋ですが比較的大きな郵便局で、集配も行っています。


ドライブスルー窓口
日本ではほとんど見かけない、車社会のアメリカらしいものです。
あいにく撮影した時、窓口はやっていませんでした。


裏側は郵便物が発着するスペースになっています。ここからアメリカ中に向けて郵便物が送られ、周辺住民あての郵便が到着します。


その奥は事業用の車両の駐車場になっています。


配達用トラック
これに郵便物が乗せられて届けられます。


自動ドア
…といっても、左右に開くタイプではなく、手前や奥に開くタイプです。日本ではあまり見かけませんね。
バリアフリーの為かこの一番左のドアだけ自動で、後は手動です。


私書箱
入って目の前に私書箱があります。
アメリカは犯罪が多い国で、ここシカゴでも犯罪が多発しています。郵便物が盗まれるのが心配な場合はこれを利用するのも手です。
幸いなことにこの郵便局周辺(アーリントンハイツ)では治安が良く、犯罪率も東京と同程度のようです。


向かい側のガソリンスタンドを背景に
手前にかわいらしいデザインのものが置かれています。
これがポストかと思いきや、実はフリーペーパーや新聞が置いてあるだけだったりします。もちろん英語で書かれています。

さて郵便局の紹介はこれくらいにして、こんどはポストを紹介していきます。


こちらが正真正銘アメリカの郵便ポストです。


青色をしています。
この地味なカラーリングから、ゴミ箱と間違えられることもあるようで。


側面を見ると、投函口が出っ張っています。なぜでしょうか。


ポストの前には車を止められる空間があり、ドライブスルーで投函できるようになっています。口が出っ張っているのは車から投函するためです。
いわば「ドライブスルーポスト」です。
もちろん口が出っ張っていないタイプもあります。


このロゴマークは、「United States Postal Service」略して「USPS」のものです。
この会社はアメリカ全国の郵便局を運営する半官半民の会社です。


集荷時刻
午後の3回(休日は2回)集荷に来るそうです。
もしかしたら窓口に直接渡したほうが早いかも。


アメリカでは「USPS」以外の会社も郵便ポストを設置している会社があります。これは日本では考えられないことですね。
代表的な企業の例をあげると…


Fedex
世界220カ国で宅配事業を展開している世界最大手の会社です。日本でたとえるならクロネコヤマトみたいな存在です。
アメリカ国内なら最短で翌営業日に到着。日本でも事業を展開していて、日本向けの国際荷物を送ることもできます。
この会社はUSPSとはライバル関係にあるのですが、なぜか郵便局の敷地内にポストが置かれています。


口は大きな荷物を入れられるように広くなっています。
上部には集荷時間が表示されています。どうやら撮影した日の集荷はないみたいです。
出し方などが集荷時間の下に書かれていますが、よくわかりません。ここから荷物を出すことはなさそうです。
ちなみに、同様のポストをUPSという会社も設置しています。


郵便局の目の前をごっつい機関車が通ります。これは何でしょうか。


これはシカゴ郊外に線路網を持つ会社「Metra」の列車です。日本の感覚で言う下り方向の列車で、シカゴからUP-NW線をharvardへ向かいます。


複線非電化の路線で、ディーゼル機関車にけん引されています。客車はすべて2階建てと豪華。
本数が少なく、平日だと1時間に1本、休日だと2時間に1本しか来ません。シカゴのダウンタウンに行くなら車で行ったほうが速かったりします。

車は便利だけど、やっぱり私は列車が好きだね。