マスターです。
宮城県仙台市と山形県山形市を結ぶ仙山線。日本で唯一政令指定都市間を直接結ぶ路線で、仙台駅から奥羽山脈を越え山形駅までの58kmを結びます。
この路線には2つの秘境駅が存在します。「西仙台ハイランド駅」と「八ツ森駅」です。この二つの駅はすべての列車が通過し停車する列車が一本もないという駅です。特に八ツ森駅へは遠回りの道しかなく、熊や猿が出没するという山の中の砂利道を進んでいかないといけないので、超一級の秘境駅として人気の高いです。私もどんな駅なのか気になって仕方がありませんでした。
そこで今回は運転席の後ろから、この2駅を狙ってみることにしました。徒歩だと凍死してしまいそうなので…。
通過するということは速度が速く、シャッターチャンスを逃しやすいと考え、動画で撮影し静止画を切り出すという形にしました。そのため今回は写真が少し荒くなっています。
まずは西仙台ハイランド駅。1987年3月21日に開業の臨時駅で、仙台ハイランド(当時は西仙台ハイランド)のアクセス駅として開設されましたが、利用客が少なく2003年3月21日のダイヤ改正で全列車通過となりました。ちなみにここから仙台ハイランドへは3km離れていて、営業当時は送迎バスが運行されていたそうです。
国道48号線に面しているので、訪問するときは車がベストでしょう。徒歩なら隣の熊ヶ根駅から20~30分です。
ガラスに水滴がくっついていて見づらいですが、ホームの端の緑色の看板に「西仙台」と書かれています。
雪が積もったホームが延々と続いています。
駅舎が見えました。残念ながら中に何があるかは確認できず。
続いて八ツ森駅。1937年開業の臨時駅で、八森スキー場のアクセス駅として開設されました。1961年にはハイキングコース「新川ライン」を整備し、にぎわっていたそうですが、1970年にスキー場が閉鎖すると利用客が少なくなり、2002年に全列車通過となりました。
作並駅・白沢車庫から近くのバス停「八ツ森」まで行く便がありますが、本数が少なく朝夕にしかありません。さらにバス停200mほどは砂利道になっていて、クマ出没注意の看板もあります。徒歩だと作並駅からは仙山線と離れた道を歩くことになるので根気が入ります。奥新川駅からも「新川ライン」を通れば行くことができますが、登山の装備でないと難しいようです。このように公共交通機関を使って行くのが難しいことが「超一級の秘境駅」と呼ばれるようになった所以です。
行くなら車か、もしくは料金は高くなりますがタクシーで行ったほうが便利かつ安全でしょう。駅前まで行くことができるようです。
ホームの端には緑色で「八ツ森」と書かれた看板、さらに速度制限の標識もあります。ホームは雪で真っ白。
駅名標がありましたが、何が書いてあるかはわかりませんでした。
出入り口の階段があります。何もないシンプルな駅です。
通過シーンを動画でまとめてみました。どうぞご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=cN5bf6N_4sQ
この秘境駅を今も廃止にせず休止状態にしているのは、JRが廃止手続きを面倒だと思っているからかもしれません。おそらくこれからもずっと休止状態で放置されていくことでしょう。
誰も来ない駅ではあるもののきれいな状態を保てているように感じました。こんどは夏にでも行ってみたいですね。
宮城県仙台市と山形県山形市を結ぶ仙山線。日本で唯一政令指定都市間を直接結ぶ路線で、仙台駅から奥羽山脈を越え山形駅までの58kmを結びます。
この路線には2つの秘境駅が存在します。「西仙台ハイランド駅」と「八ツ森駅」です。この二つの駅はすべての列車が通過し停車する列車が一本もないという駅です。特に八ツ森駅へは遠回りの道しかなく、熊や猿が出没するという山の中の砂利道を進んでいかないといけないので、超一級の秘境駅として人気の高いです。私もどんな駅なのか気になって仕方がありませんでした。
そこで今回は運転席の後ろから、この2駅を狙ってみることにしました。徒歩だと凍死してしまいそうなので…。
通過するということは速度が速く、シャッターチャンスを逃しやすいと考え、動画で撮影し静止画を切り出すという形にしました。そのため今回は写真が少し荒くなっています。
まずは西仙台ハイランド駅。1987年3月21日に開業の臨時駅で、仙台ハイランド(当時は西仙台ハイランド)のアクセス駅として開設されましたが、利用客が少なく2003年3月21日のダイヤ改正で全列車通過となりました。ちなみにここから仙台ハイランドへは3km離れていて、営業当時は送迎バスが運行されていたそうです。
国道48号線に面しているので、訪問するときは車がベストでしょう。徒歩なら隣の熊ヶ根駅から20~30分です。
ガラスに水滴がくっついていて見づらいですが、ホームの端の緑色の看板に「西仙台」と書かれています。
雪が積もったホームが延々と続いています。
駅舎が見えました。残念ながら中に何があるかは確認できず。
続いて八ツ森駅。1937年開業の臨時駅で、八森スキー場のアクセス駅として開設されました。1961年にはハイキングコース「新川ライン」を整備し、にぎわっていたそうですが、1970年にスキー場が閉鎖すると利用客が少なくなり、2002年に全列車通過となりました。
作並駅・白沢車庫から近くのバス停「八ツ森」まで行く便がありますが、本数が少なく朝夕にしかありません。さらにバス停200mほどは砂利道になっていて、クマ出没注意の看板もあります。徒歩だと作並駅からは仙山線と離れた道を歩くことになるので根気が入ります。奥新川駅からも「新川ライン」を通れば行くことができますが、登山の装備でないと難しいようです。このように公共交通機関を使って行くのが難しいことが「超一級の秘境駅」と呼ばれるようになった所以です。
行くなら車か、もしくは料金は高くなりますがタクシーで行ったほうが便利かつ安全でしょう。駅前まで行くことができるようです。
ホームの端には緑色で「八ツ森」と書かれた看板、さらに速度制限の標識もあります。ホームは雪で真っ白。
駅名標がありましたが、何が書いてあるかはわかりませんでした。
出入り口の階段があります。何もないシンプルな駅です。
通過シーンを動画でまとめてみました。どうぞご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=cN5bf6N_4sQ
この秘境駅を今も廃止にせず休止状態にしているのは、JRが廃止手続きを面倒だと思っているからかもしれません。おそらくこれからもずっと休止状態で放置されていくことでしょう。
誰も来ない駅ではあるもののきれいな状態を保てているように感じました。こんどは夏にでも行ってみたいですね。