英 エネルギー価格の上昇が激しい。
「低炭素エネへの転換、英国のつまずきに学ぶ」(WSJ)
英は石炭火力から再生エネルギーへと、転換がうまくいったかのように見えたが、最近の急激な電気・ガス・ガソリン価格の上昇に見舞われている。
もちろん、ブレグジットの結果が現れてきているのだが、ここでは、再生エネへの転換という点を見てみよう。
上記のWSJのリンクを開いてみれば分かるが、1990年から2020年にかけて、石炭火力から、ガスと再生エネへとうまく転換してきたように見える。
石炭はほぼ0!素晴らしい・・
全体として、電力量をかなり落としている。
再生エネは、天候に左右されるのと、需給バランスに機敏に対応するという面でやや難しい。いくら北海油田があるといっても、効率を優先し過ぎると臨機応変に対応できなくなる可能性も増大する。
さらに今回は、ブレグジットで、大型トラック運転手が激減(EUに帰った)したために、ガソリンはタンクにあっても、運ぶ労働者がいない!
なんて、アホな事態に陥っているようだ。こんなことは分かっていたはずだ。
「1970年代の「不満の冬」の再来」(ロイター)か
「ジョンソン政権の閣僚らは、1970年代の「不満の冬」の再来を繰り返し否定しているばかりか、現在の問題の一因がブレグジットにあることさえ認めていない。」
はたして、いつまでボリスは持つのだろうか??
ロンドン在住の松崎美子氏は「人間の住む条件が最低条件が整ってない」「政府があり得ない」ポンドが「暴落してもおかしくない」・・と(ユーチューブ)