このところ、ポンドが元気ない。
今週はほぼ下がりっぱなしで、ついに1.37を切って、1.36台へ・・
なんか、上がる勢いがなくなったように感じるが・・
どこかのヘッジファンドが降りたとか・・
まあ、現実経済を反映してきたとか・・
ワクチントレード(EUとの衝突)とか・・
いつものように下がったらすぐにググッーと上がらんかい・・・
このところ、ポンドが元気ない。
今週はほぼ下がりっぱなしで、ついに1.37を切って、1.36台へ・・
なんか、上がる勢いがなくなったように感じるが・・
どこかのヘッジファンドが降りたとか・・
まあ、現実経済を反映してきたとか・・
ワクチントレード(EUとの衝突)とか・・
いつものように下がったらすぐにググッーと上がらんかい・・・
「グローバルハブとしてのロンドンの役割は今のところ安全」
詳しく数値がでているので必読!
「グローバルな金融サービスハブとして、2019年の英国の経済活動のほぼ7%」
1,320億ポンド、6.9%。110万人
ブレグジット後EUへ
7.600の仕事、金融サービス会社の43%が移転(一部含む)
・ユニバーサルバンク、投資銀行、証券会社
フランクフルト70%、パリ51%、ダブリン33%
・ウェルスマネージャーとアセットマネージャー
ダブリン56% 、ルクセンブルク43%、 パリ9%
・ 保険会社と保険ブローカー
ダブリン37%、 ブリュッセル25% 、ルクセンブルク25%
英国からEUに譲渡される可能性のある資産の公に宣言された価値の合計1.3兆ポンド
株式市場
60億ユーロのデイトレードがアムステルダムへ
デリバティブ取引がEUへ
が、ユーロに関連する取引だけで、ポンド/ドルの金利スワップ取引は影響なし。
2021年2月
アムステルダム10、ロンドン9.6、パリ6.1、フランクフルト5.3・・・
しかしこれらの取引は、ロンドンのデリバティブ市場全体のほんの一部にすぎずほとんどは店頭取引。
2019年4月の店頭金利デリバティブ取引の50%がロンドン、米が32%だった。
英 3.7兆ドル、米国$ 2.4T、香港$ 0.4T、日本$ 0.14T、フランス$ 0.12T、Singapore0.12T
外国為替市場 2019年4月
英 3.6兆ドル 43%、米 1.4 17%
ということで、まだまだロンドンの金融市場は大きい・・現状では・・・
英 物品貿易1月 (ONS)
EU向け輸出 40.7%減(前月比) 38%減(前年比)
輸入 28.8%減 16%減
EU以外輸出 8%減 13.8%減
輸入 9%減 9.3%減
総輸出 25%減
輸入 20%減
EUへの食品及び生きた動物の輸出 54%減
ようやく発表された貿易統計だが、予想通り(超えた)大幅な落ち込み。
EUからの離脱が、物品貿易では相当厳しい結果を示した。
今後中小零細輸出業者の倒産が目立ってくるんじゃないかなぁ・・・
これを受けて(発表前からだが)ポンドドルが下がっている。
1.4から1.39へ100pipsほど(19時)。
が、ユロポンが上がらない(ポンドが下がる)のが・・
英が悪いんだけどねー・・1.3を切っても良さそうだが・・・
3/13 日経追加
STEM教育 日本は最低レベル
「「STEM(ステム)教育」・・Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Math(数学)の略」
「教科で得た知識と技能を総動員して、問題解決力や課題を発見する力など、社会のニーズに密着した実用的な力を鍛えることができます」
日本では、大学入試ですら、機械的に採点できて楽な「入試」を大学側が選ぶんだからねー・・
「教えられたこと」を忠実に実行するのが「エライ」!って(笑
「「学校外でコンピューターを使って宿題をする」と答えた割合はデンマーク、オーストラリア、メキシコの生徒が90%以上だった一方で、日本の生徒はわずか9%で、調査国中(72)で他を大きく引き離して最下位」
という現実・・
ゲームをやる時間は最高レベルなんだろうが・・
「主体性を持って問題解決していく力や新しいシステムを創造していく力です。テクノロジーに使われる側からテクノロジーを使う側に回らなければ、変わりゆく社会の中で生き残っていくことはできません」
そう、日本は生き残っていくことはできないんだろうね・・
「これまでの日本の学校教育は、先生の講義を聞く「受身」の授業形態がほとんどですが、STEM教育では生徒が「主体的」に授業に参加し、問題解決する態度が要求されます」
教える側が変わらないと無理だよね・・
もちろんそれだけではなく、日本全体の問題でしょうね。
未だに、保健所はFAXでのやりとり・・信じられないよー・・
能力ではなく、「縁故」主義が蔓延っているんだから・・
ほんと馬鹿な年寄りが幹部となっている企業、機関ばかり・・
ブログ、ツイッター、FB等をやっていない人は、幹部になれない!
としたほうがいいよ・・ほんと。
まあ今の政治体制が崩れないように、ということだからこんなに進まないんだろうね・・・
英はEU離脱という大それたことをやったもんだ・・
はたしてこれから飛躍することができるのか、それとも没落へと進むのか・・
そう簡単にはいえないなぁ・・
ということで、まずは
イギリス経済の現状を・・
政界経済のネタ帳参照
産業別GDP
第一次産業 0.7%
第二次産業 19.6%
第三次産業 79.7%
売・運輸 13.7
飲食・宿泊 10.9
情報通信・金融・不動産、その他サービス 55.1
と圧倒的にサービス業だ。
一人当たりの購買力平価GDP(USD)を日本と比較すると
英 日
1980年 8.808 8.948
1991年 17.747 21.150
2001年 27.835 27.593
2019年 48.727 43.193
2001年に英が日本を追い越してから差が開き続けている。
主な他国は
5位 アイルランド 91.958
6位 スイス 72.008
8位 米 65.253
17位 独 56.226
25位 仏 49.798
27位 英 48.727
30位 韓 44.57.
31位 伊 44.160
33位 日 43.193
とこの2-30年で日本がいかに落ちぶれてしまったか・・・
ということは、いまは無視しておこう。
多国籍企業に牽引されているとはいえ、EU唯一の英語圏であり「豊かな」アイルランドは、英金融サービス関連企業にとっては、魅力的なところからもしれないね・・・
EYによると
「ダブリンはブレグジット後に欧州連合に転職する金融会社にとってお気に入りの目的地」のようだ。
EU株式の売買は、ロンドンからアムステルダムへと移ったが、金融会社にとって最も魅力的な候補地はダブリンらしい。
移転数(予定含む)
ダブリン 36
ルクセンブルグ 29
フランクフルト 23
パリ 20
アムステルダム 8
ロンドン金融市場の凋落はまだまだ続くようだな・・・