STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション

沖縄辺野古の新基地建設を止めるための、大阪からのアクションを呼びかけています!よろしくお願いします!

台船が撤退していく。残ったフロート類、コンクリートブロックの撤去を!

2016-05-13 17:46:48 | 日記
辺野古現地の神戸行動の仲間から、最新の情報です。メールをそのまま転載します。
-------------------------------------



嬉しいお知らせです。

ボーリング調査用に大浦湾の海底に突き刺さったままになっていたガイドパイプが、今日の午前中に撤去されました。
また、午後3時頃から和解までボーリング調査の作業をしていた緑のクレーン台船、青いクレーン台船、コンクリートブロックを積んだ台船が次々と大浦湾から撤退していく様子が確認されました。

これらの台船が、台風の時の様に羽地内海などに一時的に移動したのか、それとも本土に戻るのかはまだ不明です。

これで大浦湾に残るのは、フロート、オイルフェンス、ブイといった浮具類とそれを固定する海中のコンクリートブロックだけとなりました。このコンクリートブロックを撤去するには、クレーン台船が必要なので、クレーン台船は大きな忘れ物をしていったという見方も出来ます。
今後も、台船の行方に注目すると同時に、残ったフロート類、コンクリートブロックの撤去を強く求めていきましょう!

(Y)

5月9日 松田ぬ浜からカヌーを漕ぎだす

2016-05-10 13:22:56 | 日記
辺野古カヌー隊に参加している神戸行動の仲間のFacebookより、転載します。
美しい海と自然は、基地を建設しようとする愚かな人たちを寄せ付けない威厳を持っています。

----------------------------

5月9日、日差しはすっかり夏のもので、松田ぬ浜からカヌーを漕ぎだすと水面がキラキラしていた。この数日で半袖のウェアに変えた仲間もちらほらいる。季節は人の思惑をよそに移ろっていく。



【梅雨入りを前に夏を先取りしたような陽気】



【シアターには今日も多くのガードマンと軍警。彼らもカヌーチームがただシアターの作業に抗議するだけだと分かっているはず。それでも、必要の無い警告を繰り返す。虚しい仕事だ。】


先週後半に瀬嵩側のフロートの撤去など多少作業は行われたようだが、それは実にノラリクラリだったようで、そのことから出来るだけフロート撤去を先延ばししたいという防衛局の胸の内が透けて見える。



【辺野古崎と長島の間には3重フロートが今なお。しかし、翁長知事による埋め立て承認取り消しが和解によって復活している現在は、臨時制限区域も撤回しなければつじつまが合わない。】



【長島とフロート。この景観を台無しにするフロートは現在、実質的に何の意味も果たしていない不要な物。】



【心に訴える素晴らしいアピールが続いた。】

浜のテントに近い松田ぬ浜からカヌーを出すと、大浦湾への入り口にあたる、辺野古崎と長島の間は相変わらず3重のフロートで封鎖されている。彼らはきっとここのフロートを一番最後まで残しておくのだろう。和解による中断となるまで、このフロートの内側はボーリング調査を行っていた作業現場であり、フロートを越えて中に入った途端に海上保安庁のゴムボートが猛スピードで近寄ってきて、カヌーをしばしば暴力的に確保、排除した。彼らが死守してきたこのラインは、工事が止まった今となっては実質的に意味の無いものだが、彼らの中にはそのフロートを境にした内と外という意識が根強く残っているようだ。



【右の緑と、左の赤い、航路標識。このあたりはうねるような波の日が多いが、今日は穏やか。】

今日はその3重フロートを前にして、船に搭載された拡声器を使って、何名かのカヌーメンバー、抗議船船長が、フロート撤去や作業台船の撤収、海底のコンクリートブロックの回収などについて、それぞれ思いのこもった言葉で抗議アピールを行った。

目の前にいる彼らには、事態を変える決定権はもちろん無いのだが、思考を停止して命令に従うだけの彼らの心に一人の人として語りかけるようなアピールが続いた。このような積み重ねが、少しずつ彼らの心を動かし、現場の流れをも変えていくのだと信じたい。



【平島の洞窟へ。】

その後はトレーニングを兼ねて、長島の隙間である長長を抜けて大浦湾に出て、航路標識を回りUターンして、長島と平島の間を抜けるコースを漕いだ。
今日の大浦は穏やかだった。



【岩の隙間からあちら側の海が見える。】



【上は吹き抜けのように。】

平島へ上陸し、皆が休憩している間に有志数名で、平島の岩場が波で削り取られて洞窟のようになった場所へ探索に行った。



【日差しによる陰影で水面が切り取られ川のように見える。】



【短い時間だが、探検隊気分を楽しんだ。】



【青空も洞窟の隙間で切り取られ。鳥のような形に見えた。】



【自然が創りだした水たまり。大きな器のよう。】



【平島にはこのような場所が他にもある。】



【ここへは泳いで来るか、カヌーでないと入ってこられない。】



【波や風が創りだしたアート。】



【美しい岩場。】



【ジュゴンや珊瑚のような生物でなくても、壊してはいけない威厳を感じます。】

長い年月をかけて自然が創りだした美しい風景を目にし、それを躊躇なく壊そうとする人の傲慢さを恥じる思いを改めて強くした。



【松田ぬ浜へ戻って、改めて海と空の美しさに目を奪われた。】


(Y)



4月30日 辺野古・大浦湾海上パレードの報告

2016-05-06 11:29:33 | 日記
現在、辺野古に行ってカヌー隊に参加している神戸行動のなかまより、4/30の海上行動の報告です。
(facebookに報告された記事を大阪アクションの責任で、転載させていただきました。)
----------------------------


今日(4月30日)は、和解条項の遵守(フロート、ブロック、台船の撤去)を迫る海上パレードが行われました。
カヌー27隻と抗議船4艇で大浦湾を船が並んでパレードしました。



【ずらりと並んだ27隻のカヌー】



【今日の松田ぬ浜からは水平線と空の境目が無くなったような幻想的な風景が見られた】

数週間前に企画されたこのパレードですが、偶然にも国がフロートの撤去を開始する日と重なりました。
一部のフロートが陸上げされた他、レジャービーチに元々置かれていたフロートをクレーンで釣り上げ整理する作業が行われていました。
今後、大量のフロートを陸に上げていくにはかなりの広さの置き場所を確保しなければなりませんが、そのための作業だと思われます。



【海上で船とカヌーが連なってのパレード】



【陸上の第3ゲートからのノボリを振ってエールを送ってくれた皆さんに、パドルを立てて連帯の合図を送った】



【今日は天候も素晴らしく、波も穏やか。経験の少ないメンバーも一緒にパレード出来ました】



【フロートを吊り上げるクレーンの右側が第3ゲート。小さく黄色いノボリが見える】



【休憩に立ち寄った平島のビーチもカヌーでいっぱいに】



【今日は水も澄んで美しかった】

報道によると、フロートを固定するために海底に沈められている巨大なコンクリートのアンカーブロックは撤去されないという。
しかし、これはフロートやオイルフェンスとセットになったもの。フロートを撤去するのなら、アンカーブロックも当然一緒に撤去されなければならない。
今後もアンカーブロックや作業台船の撤去を求めていく。(Y)