日日是好日

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ロッキー・ツアー4

2007-04-25 12:38:55 | 旅行記
コリアン・ツアーの感想続き。

後は彼らの美意識(?)のことに言及しておこうかな。
旅行中、ずっと四人一部屋で一つのベッドに二人で寝ていたのですが(笑)、バスルームを四人でシェアしなくてはいけません。

初日、韓国人の子が「明日の朝何分バスルーム使いたい?」と聞いてきたときには「ん?」と思いましたが、
「えー、5分くらい?」:私
「えっ?大丈夫?私は最低でも20分はかかっちゃうけど・・・」:韓国人の子
「私もそのくらいかなー」:もう1人の韓国人の子
「は?そんなに何するん?」:中国人の子と私

聞けば韓国人二人は朝に髪を洗って化粧もしなくちゃいけないし・・・みたいな感じで、そのための時間を逆算して起きなきゃ、ということだったらしいです。
中国人の子と私は朝もほとんど時間をかけずに身支度していたので、韓国人の子たちが率先して先に起きてバスルースを先に使って、終わったら私たちを起こしてくれるというようにしてくれました。
結果的にお互いに程よく気を使いながら使ったので、4人でバスルームをシェアしていても、朝も夜もなかなか気持ちよく快適に使えましたよ。

でも韓国の子達のこういうところにはちょっと驚かされることがあります。

こっちに来てみると、化粧をしている人の少なさに驚きますが。
もともと色んな人種の集まる国で一人ひとり違う肌と顔つきをしているので、綺麗の基準もひとつではありませんし。
わざわざ化粧して差をつけなくてもいいというか、化粧で差が出ることはないというか。
もちろん化粧している人もいます。
でもファンデーションべっとり、みたいな人は少ないです。
ばっちり化粧しているのは以外にも十代の子とか。

日本人も化粧している子は多いですが、韓国人の子はそれ以上。
というか、こっちに来て化粧をやめる日本人の子は結構いますが、こっちで化粧をしていない韓国人の子を私は見たことがありません。
しかもみんなファンデーションもばっちり塗っているので、時々違和感を感じます。
日本や韓国では普通のことですけどね。
こういう部分においては、韓国の子はこっちに来てもやり方を変えないみたいですね。

これが身体にいいとか、これは美容を損なうから食べちゃいけないとかいう話題も多いです。
美容整形についても、実際に何人かの友達に聞いてみましたが、みんな「韓国では普通のことだし、自分に自信を持つためにはいいことだと思う」って言いますね。

色んな違いもありながらも、普段は同じアジア人としてみていますが、特にこういうときに感覚の違いを強く感じます。


・・・なんだかすかっりコリアン・トークですね。
これくらいにしておこう。
まあ、韓国や日本やアジアについて色々考える機会でもあり、色んな発見もあって本当に面白かったですよ、今回の旅行は。

毎晩酒盛り(といってもみんな飲めないので、大したことはないですけど)しながら、韓国、中国、日本について語り合いましたしね。

あ、一応、ここに書いた話はあくまでも私の目から見た韓国人の一般的な印象なのであしからず。
個人個人とはまた別のお話ですよ。

続く・・・?

ロッキー・ツアー3

2007-04-25 11:38:12 | 旅行記
今回の旅行にはコリアンの子2人と、チャイニーズの子と私の4人で行きました。

何でコリアン・ツアーかというと、安いからですが。
コリアン・ツアーはなかなか面白い体験でした。
以下その話。

今回参加していた人たちはカナダ在住の韓国人の方がほとんど。
日常が英語に囲まれての生活で、このときばかりはということなのか、全て韓国語、韓国料理に囲まれての4日間でした。

韓国語のガイドさんの言っていることは単語レベルでちょっと分かります。
ロッキー山脈は「ロッキーサンミャギー」だったりするので。
大事なところはコリアンの友達が訳してくれたので少しも困りませんでした。
今まで韓国語一つも知りませんでしたが(「アンニョーハセヨー」と「カムサハムニダー」ぐらいしか)、ことあるごとに友達に教えてとせがみ、中国人の子と二人でネイティブ相手に使いまくっていました。

それにしても韓国語はつかみやすい!
発音も文法も。
中国人の子は発音に苦労していましたが、私は「貴方は日本人なのになんでそんなに発音が自然なんですか!!?」といろんな人に言われましたよ。
私が日本人だからだからだと思います。
日本人には韓国語は比較的簡単かも知れません。

逆も然り。
こっちに来てから日本語の話せる韓国人が多くて驚いています。
何でも韓国では高校で第二外国語をするらしく、日本語をとる生徒が多いんだとか。
でも授業で習ったことがなくても、日本のドラマや映画をたくさん見ることができるので、それで覚えたって人もいます。
それで結構ナチュラルに使える人もいるから驚き!

日本語や芸能など、何につけても韓国人の日本に対する関心は一般的に高いです。

日本のツアーもかなりタイトなスケジュールですが、コリアンのはそれ以上。
「走ってください!」とか言われるらしいよ~と日本人の友人に脅されて(?)の参加だったのですが、心配していた走る場面には遭遇せずにすみました。
なぜかってみんな時間に正確だったから。

・・・というととっても聞こえが良いのですが、言い方を変えるとかなりせっかちな人たちです。
待てないのだそうです。

食事にしてもそうです。
4日間の日程で、二回の朝食を除き、韓国料理を食べ続けたのですが、食事は大抵席に着く前に食卓にセットしてあり、料理するのと食べるのとが同時です。
たまに料理が出てくるのが遅れるとあからさまにいらいらしているのが分かります。
それに、コリアンの人の食べる速さときたら!!
どんどん食べ終えて、さっさと席を立って、バスに戻って待機。
食事のときばかりは、流石にそのスピードが味気なかったです・・・。

でもコリアン・ツアーのタイトなスケジュールのわけが分かりました。

韓国料理といえばスパイシー。
美味しかったけど、ずっとはちょっときつかったかな。
味覚が変わっちゃいそうな気もしたりして。
いや、本当に美味しかったんですよ。
ビビンバ、トッポギ、プルコギ、キムチ鍋・・・。
コリアン・レストランでは必ずキムチなどのサイドディッシュが3、4品は出できて、おかわり自由です。
なかなか素敵なシステムで、韓国人の人たちはどんどんおかわりを頼んでいました。

続く・・・。