本場にしんの三平汁を完食し、『旧花田家番屋』の入館料が無料と言う事で行って見ると番屋横に特設舞台があり、太鼓の演奏や神楽等の披露をしばらく見てから番屋正面にある母屋造りの玄関を入ると、ニワと呼ぶ土間を境に、右手は・・・吹き抜けになっており質素な板張りの大広間には囲炉裏が3つも切られ、居間をL字型に囲む階段状の場所で漁期には200人からが、寝台列車の2階のような寝所に並んで寝るにはあまりにも狭い空間に寝泊まりし、立ったまま食事をしたというやん衆達が寝起きする生活空間である。
広間は機能性重視で囲炉裏の床下には漁の安全を祈ったのか仏像が安置されていた。
寝床の下の空間には・・・やん衆の持ち物などを置いていた網などの漁具類やニシンを運ぶもっこなどを展示してた。
そして、土間の左手、網元の住居部分に行って見ると・・・珍しいビロード風ガラス越しに中庭を見ながら、ココが日本海の鰊場と忘れるくらいの・・・
欄間の透かし彫りのある和室があり、豪華さが際立ってます。
しかし、良~く見ると小樽の青山邸のほうが派手だし、細部にこだわっている気がしますが、ひとつここの方が勝ってると思ったのは、トイレです!!
扉に色ガラスをはめた洋風便所やお客様用便器が・・・有田焼?派手な色使いですね~!(。。;)
他にも帳場、金庫の間に客間2室、女中部屋などもありましたが、カメラのバッテリーがなく、断念しましたが、当時の繁栄の凄さが分かる建物に、ただただ驚きました・・・m(_ _)m