「引きこもり」が社会現象になって久しいですが、
僕も最近までプチ引きこもり状態でした。
バイト(夜間)→帰宅(深夜)→ベースorパソコン(深夜)→就寝(早朝)→起床(夕方)→バイト(夜間)→・・・・・・
終わってる!!終わってるぜとっつぁん!!!!!
バイトがあるから、辛うじて引きこもりとは言えない状態かもしれないが。
でも、
でもね、
結構楽なんですね。
このように一生暮らせるんなら、それもそれでありなんじゃないか?とも思える。
本当のヒッキーはバイトにも行かないわけで、
毎日働きもせず自分の趣味に没頭して生きていけるなら
まぁ、楽しいでしょうきっと。
この夏休みで、ワタクシはいろんな知識を深めさせていただきました。
しかしまあ、おいしい話には罠があるわけで、
皆さんもお気づきでしょうが、
ヒッキーは全く人に会えません。
俺はバイトで人に会う機会があったし、
楽しい話をできる友達も居るわけやけど、
怖いですね、引きこもりになると、それらを失ってしまうわけです。
まあ、
「人との関わりを完全に断って自分の世界に篭もる」か
「面倒だけども楽しい人間社会に飛び込んでいく」か
どっちを選ぶかは人それぞれやけどね。
前者は非常に楽よね・・・んでもってマニアックな世界にどんどん入っていけます。
後者は悲喜こもごもって感じか。でもどっちかというと俺はまだ後者の世界にいるらしい。
「オーパーツ・ラブ」そして「NHKにようこそ!」というノベルがあるのですが
どちらも主人公は引きこもりで、完全にこのままじゃ「社会不適合者」なのに
「オーパーツ~」では、古代エジプトから蘇った王女や幼馴染の女の子、果てやなんかようわからん多数の女性が主人公に想いを寄せ・・・
「NHK~」では、偶然出会った可愛い女の子が、主人公を更正させようと
獅子奮迅の活躍を見せてくれまする。
多分この女の子(岬ちゃんという。が、注意しておくが今回は翼君の相方ではない)は、きっと主人公が好きなのでしょう・・・。
このようにバーチャルな世界では、
引きこもりも素敵なロマンスに巻き込まれたり
信じられないヒロインに出会ったりしますが。
現実世界では、こう上手くは行きませんね。
行くわけがありませんね。
でも困ったことに、
このような作品たちが「引きこもり」のオアシスになっている、
というのも確固たる事実のはず。
(もちろん、そんな人ばっかでも無いやろうけど・・・)
甘い絵柄、甘い声で、読者や視聴者を幻想世界に誘ってくれるわけですねぇ。
幻想世界では、読者・視聴者が主人公ですから。
嗚呼、罪深き現代社会よ・・・・。
僕は頑張って
現実世界を生き抜いて
現実世界の女性と恋愛をシタイトオモイマス(棒読み)