バイトの仕事で、三条大橋においてビラ配りをしていたアル晴レタ日ノコト。
ぶわっさ!!ぶわっさ!!!!
との羽音がしたので空を見上げてみた。
おお。あれはカラスかトンビか。
とりあえず大きな鳥の影が。
それはそれは勇壮な姿で。凛々しく空を飛んでいた。
「おお、でけえ。」
と見上げていたところ、
その鳥から放たれる幾つかの物体を目撃。
「ま、まさか爆弾!?あれは鳥の姿を模したB29!?」
0歳から16歳まで広島、長崎で過ごした私は
8月の登校日にいつも見せられた(または話を聞かされた)光景を思い出した。
原爆投下のシーンである。
思わずのけぞった。
「う、うわーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
てのはもちろん大ウソであるが・・・
とにかく鳥は放ったのである、
・・・・・フンを。
・・・・・糞を。
鳥の脱糞シーンを観たのは人生初であった。
今まで、鳥の脱糞はちまっと小さい白い糞を出すもんだと思ってましたが
そんなことはない、大量に、そして多方向にぶっ放してくれるのである。
さながらその姿はショットガンであった。
鳥あえず、その鳥が糞を乱射していたのが車道側でよかったが
歩道側であったなら私は完全に蜂の巣であっただろう。
考えただけでもおぞましい。
人間は自然には敵わない。