スギマル通信

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ショウガと夏バテ予防

2013-06-16 18:10:54 | 日記
夏に辛いものを食べる効果とは

辛いものを食べると、消化器の粘膜を刺激します。

すると、中枢神経に入り、交感神経のはたらきがアップ

消化器の血流が増え、胃腸のはたらきを助けます。

代謝が向上し、脂肪の燃焼も助けます。

そして、発汗作用で爽快感が増します。

つまり、夏バテ予防なんですね

ちなみに、トウガラシなどの辛み成分、カプサイシンを含む
食べ物を摂取すると、だんだん皮膚表面の体温が上がります。

食べてるうちに暑く感じてきて、汗が出てきます。

でも、皮膚温の上昇は一時的らしく、汗と共に皮膚から体熱が逃げ、
皮膚表面の温度は食べ始めの頃よりも下がってきます。

この温度差によって、爽やかに感じるというメカニズムだそうです

さて、辛さの種類ですが、大きく2つに分類でき、
トウガラシのように食べた後に口の中が「カーッ」と熱くなるタイプと、
ワサビのように鼻に「ツーン」とくるタイプがあります。

「カーッ」となるタイプは水や加熱に強いため、
カレーやマーボー豆腐などの料理に入れて十分加熱しても辛さは
変わりません!!

逆に「ツーン」となるタイプのワサビなどは加熱すると辛さが弱まります。

ホット系スパイスには、
トウガラシに含まれるカプサイシン、コショウに含まれるピペリン、
そして我らがショウガに含まれるジンゲロールなどがあります。



肥満の予防や改善、塩分の取り過ぎ防止などには辛いスパイスが
効果的という指摘もございます。

夏の食事を美味しく食べるために、上手に活用したいものですね