秋になると、読書の秋・食欲の秋・スポーツの秋、いろんな秋がありますね。
こんな時期いつも想い出すのは、私がまだ小さかった頃住んでいる村の小さなスーパーへ母と一緒に買い物に行き10円のジュースや5円のガムなどを買ってもらうのが楽しみだった想い出が甦ってきます。
帰りは、疲れてもいないのに母親に「歩かれへん」と嘘をつき、家までおんぶしてもらって帰ったり、一人でお使いに行った時は、ここぞとばかり自分の好きな物を一つだけこっそり買って家に帰るまでに食べていた事が想い出されます。
私の住んでいた当時の家にはありませんでしたが、友達の家に行くとまだかまどがありました。そう言えば、五右衛門風呂もありましたね。
田植えの時期には牛が活躍していて、秋には家族総出で稲刈りに出動していました。
稲刈りが終わった後の手作りの握りメシ。他には何もいらない、ただそれだけで良かった。
そんな過去の記憶が、私にとっての「里の秋」です。
この曲は、足の不自由な京都にお住いの里の子様に送りたいと思います。
車に乗って自由に故郷へ帰れる様になるといいですね。
ふるさと