のらさんのうだうだ日和

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「僕の歩く道」の話6

2006年11月15日 11時44分14秒 | 2006年10月期ドラマ
「僕の歩く道」 オフィシャルサイト 第六話・「失踪!悲しき夕焼け」(視聴率16.0%、平均視聴率17.58%)

三浦広之田中圭「出来ました?」
大竹輝明草剛「出来ました。」
三浦「おっ、ちゃんと書けてるじゃないですか!松田せ…じゃなかった河原先生これ見てよ。大竹さんが一人で書いたんだよ。」
松田都古香里奈の名字が河原に変わる。指にはリングが。結婚しちゃったんだね。
都古「すごい!三浦さんありがとうございます。こんなに早く大竹さんがここまで出来るようになるとは思ってませんでした。」
三浦「ほら、早く大竹さんの事ほめてやったら。」
都古「はい!テル、良く頑張ったね!」
自分の書いた飼育日誌をほめられて嬉しい輝明。
三浦「古賀さんちょっと見てください。大竹さんが一人で書いたんです。」
しっかり書けてるのを見て驚く古賀年雄小日向文世
まんざらでも無いといった輝明の顔が面白い。

都古が動物園を辞める日、古賀が抱いている羊のお腹を都古が撫でているシーンがありました。
都古「元気出てきたみたいですね。」
古賀「う・うん。」
都古「良かったね!」
古賀「河原先生今日でお別れだぞ!…」
という場面ですが、都古に違和感を感じました。
もしかして香里奈さんは羊が怖かったとか?

古賀は息子が自閉症だった。
子供の事を自閉症と認めたくなかった古賀は息子から顔を背けていた。
そしてそれが離婚の原因にもなっていた。
そして古賀は息子には死んだ事にされていた。


都古「じゃあね。バイバイ!」
輝明「バイバイ。」
いつものように都古と別れる輝明。でも、明日からは都古は動物園には出てこない。
輝明が理解していないだろう所が、何ともいえない寂しさを感じますね。

母・里江長山藍子から、都古の所には今迄のようには行けないと言われても意味を理解出来ない輝明。
リな本仮屋ユイカに新しい住居への行き方を聞き、都古の新居にやって来た輝明。
都古に「どうぞ」と促がされても、なかなか家に上がろうとしない輝明。
輝明なりにいけないと感じたのか、単なる遠慮か、初めての場所に戸惑っていたのか。
河原の動物病院で都古が働いているのを理解出来ない輝明は「どうして?」を連発します。
都古「約束したから。」
輝明「約束したから。」
都古「結婚ていうのは、ずっと一緒に仲良くしようって約束する事なの。」
ほう、これは名言やね!
都古「あたしは河原さんと約束したの。」

輝明「行かない。都古ちゃんの所にはもう行かない。」
こだわりが強くなる輝明。

りな「私は私の人生を生きて良いんでしょうか?母はそうして良いって言うけど本当はずっと私にお兄ちゃんの事、見てて欲しいんじゃないかって、そうしなきゃいけないんじゃないかって。」
りなの心のしまっていたのは、これだったんですね。その心情はとても複雑で書きづらいものです。
ただ一つ分かるのは、りなが兄・輝明の事がとても好きであろう事。とても良い娘である事。

仕事中に動物園から姿を消した輝明は大きな木の前で寝ていました。
輝明「古賀さん。こんな所で油売ってちゃいけないよ。」
古賀「こっちのセリフだ。」
輝明「こっちのセリフだ。」
古賀「大竹さんを迎えに来た。一緒に帰ろう、動物園に。帰りたくない?」
輝明「…」
古賀「大竹さんへのハガキ。」
輝明「大竹さんへのハガキ。」
古賀「河原先生から。」
輝明「都古ちゃん。」
古賀「あぁ。」
古賀に渡された都古のハガキを読む輝明。
古賀「大竹さんのお父さん、大竹さんが頑張ってて喜んでるよきっと。」
自分も同じ自閉症の子供の父親だからこそ言えるのでしょう。
輝明「お父さんは2003年に死にました。お父さんは遠くに行きました。」
古賀「…」
輝明「いつ戻ってくるのかなぁ?」
古賀「…!」
輝明「いつ戻ってくるのかなぁ?」
遠く空を眺める輝明を見つめる古賀。輝明の言葉は、自分が息子の中では死んでいないという事を表していた。
古賀「待ってるの?」
輝明「…」
ただ空を眺める輝明。
あふれる涙を堪えきれない古賀。
輝明「動物園に帰ります。」
声を殺して泣いている古賀の横に立っている輝明。
このシーンは凄いですね。
輝明は古賀が泣く意味を理解していない。ボーとでもなくただ立っている演技をする草剛
その横で迫真の演技を魅せる小日向さんが、これまた凄い!

『テルへ
テルは動物園の飼育係です。
テルの動物園の動物たちが元気でいられるように、一生懸命お世話をしてください。
約束です。』

輝明「約束です。」
結果的に輝明が幸せならそれで良いのかも知れない。

今話で亀田達彦浅野和之のセリフは一つも無かったのに、テルの身体の上にかかっていた亀田の上着を見て「やられた~!かっちょイイー!と思ってしまった!

エンディングで香里奈の役名が河原都古になっていたのが、嫌だ!(もう良いよ!分かったからさ!てな感じです。)

あの木は「僕の生きる道」の木を思い出すんですよね。
魂の宿った木!矢田亜希子さんも結婚されましたし、ノスタルジーを感じます。
そして、りなが堀田丈二加藤浩次との会話の中で「ハイ!」「ハイ!」と言っていたのが「僕と彼女と彼女の生きる道」美山加恋ちゃんを思い出して、これまたノスタルジー。
やはり繋がっているんだね!


追記:【参考:11/14(火)】
役者魂!…5回8.2%、平均9.80%
火曜ドラマゴールド「働く女のミステリー(3)出張料理人」…9.4%
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