テーマ:残雪期の谷川岳を山行
日時 :2012年4月30日
朝5時、土合駅発で、谷川岳に向かった。当初は西黒尾根経由で登る予定であったが、登山指導センターの情報より、まだかなり雪が残っているとのことで、無用なリスクを回避し、田尻尾根、天神尾根ルートで登ることにした。
白鷺滝。雪解けでかなりの水量があった。また、この周辺は、大きな雪崩があったようで、そこら中の木々が薙倒されていた。沢沿いでもあり、雪崩の通り道なので、2月~3月はこのルートも危険だろう。注意を払いつつ急いで進む。
谷川岳の様子。ロープウェイが見えるが、コレを使ってはトレーニングにならないので、もちろん使わずに行く。
天神平スキー場。ここは初めて来た。バックに見える谷川岳がカッコイイ!
これから目指す谷川岳山頂を見つめて。
山岳ボーダー。お話を聞くと、どうみても崖にしかみえないところを滑る(ドロップする)人もいるらしい。いったん転倒すると、止まらないので、そのまま下まで滑落し、全身打撲でヘリで運ばれた人もいるとか・・・
西黒尾根の様子。どう見ても危険だ。いかなくて良かった。今回の山行では西黒尾根ではないが、2回雪崩を目撃した。2回とも雪庇が崩れたものだった。
山岳スキーヤーも発見!山スキーやボードは、流行っているのかもしれない。
道標。
谷川岳肩の小屋。ここまで来れば頂上も目前。
谷川岳は双耳峰。こちらがトマノ耳。
トマノ耳の向こう側。どうみてもヤバイ!
トマノ耳から谷川岳山頂オキノ耳。
凄い迫力だ。私の細胞が行ってはいけないといっている・・・多分。
S氏登頂。オキノ耳にて。
「体中の細胞が近づいてはいけない」と言っている。
オキノ耳の鳥居。登らせていただいたことに感謝する。
こっから飛べないかなぁと考える私。
まとめ:今回は、山頂のオキノ耳まで登ったが、ここは蓬峠、朝日岳経由の馬蹄型縦走が可能だ。次回は一泊二日で来てみたい。また、クライミングの技術を身に付け、十分な経験を積んだ暁には、あの有名な沢にも挑んでみたい。また、山岳フライトの可能性については、ぶっ飛ぶだけなら可能と思うけど、深い谷に覆われ、開けていないため、面白いフライトにするには難易度が高いと思われる。
いろいろ可能性が広がった山行だった。ありがとうございました。