羽毛田のブログ

Team Limit Break Woraksによる山岳フライト、そして様々な冒険への挑戦の記録。

安達太良山

2012年09月18日 | 登山
テーマ :安達太良山へ事前調査
日時  :2012年9月15日

 安達太良山は、ネットで写真をみるかぎり頂上から飛べるのではないかと前々から思っていた。そこで、事前調査に行ってみた。グライダーも車に積み、飛べる条件が整えば、翌日フライトを試みる予定だ。


塩沢登山口より入山。湯川渓谷を上がっていく。



このような滝がいくつもあり、非常に変化に富んでいる。沢登りも楽しそうな渓谷と感じた。



滝つぼのエメラルドグリーンも美しい。真夏なら飛び込みたい気分だ。



登山道は渓谷沿いに続いているので、まるで沢登りでもしているかのようだ。



屏風岩



八幡滝



途中で見つけた花。







くろがね小屋



硫化水素の臭いが鼻につく。立ち入り禁止もうなづける。



鉄山



安達太良山頂上!



頂上からの風景。テイクオフはできそうだが・・・



中央に霞んでみえるのは磐梯山。



爆裂火口の様子。浅間山程ではないが、結構な迫力だ!



鉄山非難小屋



下山は、登りと違う道をと思い、笹平分岐からのルートを選んだのが失敗だった。こんな道がひたすら続く。まるで藪こぎだ。トホホ・・・


まとめ:トレック&フライの可能性であるが、頂上付近や尾根沿いから、テイクオフ可能なポイントはいくつかある。しかし、レスキューの体制が万全でないと、飛びづらいだろう。
 安達太良山には、非常に魅力的な渓谷がある。沢登りができるようになったら、また訪れたい。


クライミング講習会へ

2012年09月09日 | クライミング
テーマ :クライミング講習会へ初参加
日時  :2012年9月9日


 山岳フライトを始め、あの山からも飛びたい、この山からも飛びたいと考えているうちに、だんだんと登山にはまり始めた私。今日は、難易度の高い山に登るなら避けて通れないクライミング技術を勉強しに、古賀志山で行われるクライミング講習会に参加してきた。なお、私は室内のクライミングもしたことがなく、初体験であった。


講習会の様子



講師谷川先生。とにかく凄いです。無駄な動きを全く感じません。激しくオーバーハングしたところもスムーズに登っていきます!



こんなホールドもなさそうなところをよく登っていけるものである。しかも女性だ!腕力ではなく、技術で登っていることの証だろう。



カッコイイ!こんなところを颯爽と登れるようになりたい。


まとめ :今日、一緒に参加されていた山岳部の高校生が、足がプルプルになりながらも頑張って登っていて、面白かった。しかも私が登れなかったルートもプルプルしながら登りきっていたので正直感心した。また、「プロっぽいよー」との独特の声援も面白かった。
 先日のテレビ番組「イッテ○、剣岳」で「寝てる立ってる問題」が取り上げられたが、今回それがよく分かった。講師の方や、その友人、ベテランのクライマーの方々は、あそこまで行けば、寝てるから大丈夫だよ!と言うのだ。どこが「寝てる」のか、私にはさっぱり分からなかった。まずは、本当にこの溝を埋めていかなければならない。


まとめ : 次回、つま先部分がぎゅうぎゅうパンパンになり過ぎない、ちょっと小さめサイズの新品クライミングシューズを購入し試してみたい。 また、今回チョークは使用せずにやってみた。しかし、思った以上に手に汗をかいて、服で拭いたぐらいでは駄目であった。手が濡れると、ほとんどホールドが利かない事を実感した。次回、チョークの使用は絶対である。
 今回お借りした小さ過ぎるシューズの件のことは抜きにしても、やはり、クライミングは難しく、奥の深さを否応無しに感じる。そして、私には、技術・経験の不足はもちろんとして、体の柔軟性の不足(特に股関節)、腕力・握力不足、筋力の持久力不足、無駄な体脂肪を痛感した。課題が分かった事は大きな収穫である。これらの課題を徐々に克服していきたい。


おわりに:パラグライダーのツリーラン・レスキューブックや、クライミングの本等で、安全確保の方法(ロープの結び方や、ビレイの方法等)の知識は多少あったが、やはり、熟練の講師の指導の下、繰り返し練習し体に叩き込むことの重要性を改めて感じた。
 とても悔しくもあり、意義のあった講習会だった。谷川先生、大変ありがとうございました。