テーマ:奥白根、前白根山へ事前調査、及びトレーニング
日時 :2012年6月30日
ルート:菅沼登山口(9:10)→弥陀ヶ池(10:30)→奥白根山頂(11:15)、昼食(11:15~12:15)→五色沼非難小屋(13:00)→五色沼(13:20)→前白根山(14:00)→五色山(14:20)→金精山(15:15)→金精峠を経て菅沼登山口(16:20)
日光白根山へ登山にでかけた。この山は初めて登る山である。出発時間が遅かったため、少し心配だったが、今日はグライダーを背負っていないため、久々に軽快な登山だった。また、多くの高山植物も目を楽しませてくれた。
※下記の写真の解説で、高山植物の名前が間違っている場合があります。お気付きの方はご指摘下さい。確認後修正致します。
湯ノ湖と男体山。気持ちの良い天気だ!
菅沼登山口へ向かって。写真は金精山。
シラネアオイ。この花には、どことなく気品を感じる。
弥陀ヶ池へ到着。
弥陀ヶ池から奥白根山の様子。
コイワカガミ。濃いピンク色の小さな花が可愛らしい。
ハクサンイチゲ。
奥白根山中腹から弥陀ヶ池。エメラルドブルーが美しい。
ツガザクラ。小さな花が可憐である。
山頂の様子。雲底が低く、あっという間に雲の中。山頂には100人以上はいただろうか?大変人気な山である。
日光白根山(奥白根山)山頂。
昼食は、カップラーメン。山頂で食べるカップラーメンがまた最高なのである!
五色沼の様子
雪渓。天然の冷気が心地いい。
ミヤマキンバイ。
ヤマガラシか。
五色沼非難小屋から、五色沼へ向かう途中、鹿を10頭も見た。鹿に声を掛け、写真を撮ろうとバックパックからカメラを取り出そうとしたら、ヴィーヴィーと甘えたような声を出し近寄ってきた。おそらく、食べ物を与える登山者がいるのだろう。一見可愛いとも思えるが、貴重な高山植物等が、鹿に食い荒らされている現実がある。野生動物に安易に食べ物を与えるのは止めなくてはならない。
五色沼へ到着。
五色沼から前白根山の様子。次はここを目指し、登り返しだ。
途中の水場にて、手洗い用等に水を補給しておく。
前白根山に到着。次は五色山へ。
五色山から五色沼の様子。陽の差し方の違いで、沼の色も刻々と変化する。さぁ、次の目的地は朝見た金精山だ。
コイワカガミ?奥白根山で見たものより薄いピンク色だ。
白いコイワカガミも発見!→ヒメイワカガミか。
ミツバオウレン。
薄いピンクの石楠花がまだ咲いていた。見頃から1、2週間程遅いようである。
金精山へ到着。
下山ルートは、金精峠を経て、菅沼登山口近くのここへ繋がっていた。
例によって登山の締めは、スイーツで決まり。ここでソフトクリームをいただく。
まとめ:帰りに湯元温泉へ立ち寄ったが、日帰り入浴受付の時間切れで入れなかった。そこで日光市営の「やしおの湯」に入ったが、ものすごく混んでいて入浴前の体を洗うのに裸で5分以上並んだ。風呂も人がいっぱいで、くつろぐ感じはしなかった。反省点として、やはり登山するなら、あと2、3時間は早く出発しなくてはならないと思った。
五色山にて、山岳レスキューの2人に会った。チェーンソーを装備していたので、何に使うのですか?と聞いたところ、登山道の整備に使うとの事だった。本日のルートはとても歩きやすく、命の危険も特に感じない易しいルートと感じたが、そうした裏には、このように登山者の安全のため地道に登山道を整備されている方々の努力があることを忘れてはならない。
おわりに:山岳フライトの可能性であるが、サーマルが集まってくるような山容をしており、地形も複雑で周囲にも繋がりがある。注意しなくてはならない点が数多くあると見受けられ、安易にはできないが、面白いフライトの可能性を秘めた山であると感じた。