2021年もあと数日を残すのみとなりました。
コロナウイルス禍にいろいろと翻弄もされた1年でしたが、昨日無事に今年の活動を終えることが出来ました。仕事納めならぬ活動納めかな?(笑)
昨日は一日で、幼児部、いのちの授業、中高生と青年の部『無限大』の集まりと濃密な活動を行いましたが、ここでは私が参加した、おとなのためのいのちの授業の様子をお伝えします。
夕方6時半から、大人と中高生と部屋を分けてそれぞれの授業を行いました。
大人の部では、前半にいのちの授業スタッフでもあるYさんによる授業、後半にいのちの授業部長Ⅿちゃんによる中高生の授業でのお話と言う構成。中高生の部では前半にМちゃんの授業、後半にYさんによる授業と言う入れ違いの構成になっていました。
コロナウイルス禍の出口が見えないままの生活。もともと悩み多き年頃である思春期の子ども達にとっては、よりしんどさを強く感じたり心身に傷を負ってしまったりと、大人が思うよりずっと重いものを抱えているのが現状であると思います。
子ども達からのSOSにどう向き合っていけば良いのか、そして向き合う大人も一人で抱え込まないように、より良い道を見つけられるように相談できる場所や相手を見つける、次につなぐ事の大切さを、Yさんから分かりやすくお話をして頂きました。
一番心に刻まれたポイントは『TALKの法則』
①心配している事を伝える→Tell
②率直に尋ねる→Ask
③気持ちを傾聴する→Listen
④安全を確保する→Keep safe
我が家の子ども達はもう社会人ですが、だからこその大きな壁や悩みに涙したり行き詰ったり疲れを感じたりする姿を目の当たりにしている私にとっては、本当に大きな学びでした。
後半は、Yさんは中高生への授業へ。
入れ替わりに、Мちゃんからの中高生への授業の報告がありました。
いのちの誕生の経緯、大切さ、そしてこれから経験するであろう恋愛や男女交際についても、知っておいて欲しい事、大切にしてほしい事。
その時の子ども達のそれぞれの反応も聞きました。
クリスマス寒波で雪の降る夜でしたが、そんな寒さもこの授業の間だけは忘れるほど真剣なオーラのある2時間だったと思います。
1年の締めくくりにとても貴重な学びを得ることができました。