またまた、次回オンエアギリギリの感想アップです。
少し前にも書きましたが、やはりコウノドリがリンクしてしまうし、突っ込みどころもあれこれと感じてしまいますが…。
副院長の腹黒さとか、やたら若くて美人の理事長とか、高山先生との恋愛関係も必要な設定なのかな?と首をひねりたくなるのですよね。
自閉症の医者の成長を描くのがテーマであるのなら、もっとヒューマンなシチュエーションを中心にしてもらいたいな、と思うのは私だけなのでしょうか?
原作ドラマでは、赤ちゃんを産んだのは女子高生でなくようやく授かった高齢のご夫婦だそうで、何故設定を変えたのかも疑問です。
未成年の予期せぬ妊娠や出産が社会問題になっているから…?
でも、大切な、みんながちゃんと考えていかないといけない問題だからこそ、このドラマに入れ込むのは無理があるような気がします。
このテーマは、この問題を中心に添える作品でないと、片手間な描きかたになってしまうと思うのですが。
実際、ハイリスクな出産をした少女が、その直後からあんなに普通に歩き回っていたり、入院費や出産費用の事は全く考えず(少なくとも言葉にせず)、ただ命を助けて欲しい、一緒にいたい離れたくないとしか求めていない、看護スタッフもその事にしか触れていない。
里子に出すとかより先に、まだまだ医療処置の欠かせない超未熟児として対処をどうするかを考えて、関係機関がもっと動いているべきなのに、児童相談所もケアワーカーもいない、新生児科の医師のないカンファレンスで治療方針を決めてしまう…。
ドラマでリアルを求めるのには限界もあると思いますが、あまりに雑な描写なのは、やはり気になってしまいました。
ちょうどこの日、こちら地方の日テレ系列の局がずっと、予期せぬ妊娠で苦しむ女性達や特別養子縁組の問題をドキュメンタリーで追っていて、その一部がオンエアされていたので、よけいに思い入れが強くなってしまったのもり理由のひとつかも知れません。
一見毒親のように見えた(このあたりも描きかたが極端なような気がしました)母親が、ある意味では一番真っ当な考えを示していましたね。
あのまま、あの母娘では育てていく事は不可能だったでしょう。
確かに、子育ては成人した両親が揃っていても大変だし困難だし、逆に若い親でもしっかり育てている家族もいるのも間違いないと思いますが。
この意味では、妊娠発覚当初に、実感がわかなかったり、どうすれば良いかを戸惑いながら考えて、自分では育てられない事も自覚して、赤ちゃんの幸せも考えたうえで特別養子縁組に託す事を決断した中学生の方が、唯菜よりもしっかりしていたと思います。
と、こんな風に書いていくと肝心の湊の事についてはなかなか書けない事に気づきます。
そう、今回のストーリーでは湊の医師としての、ピュアな人間としての姿が薄まってしまうから、テーマに対して疑問符が浮かんでしまうのです。
せっかく高山先生も湊の所見の正しさをしっかり認めてくれたのに…。
湊のドラマである事を大切にしていって欲しいです。
思う事はいろいろ、余計な事もありますが(苦笑)、最後に七厘でおにぎりを焼いて、熱々を食べる湊と夏美先生には癒されました。
毎回、あの焼肉屋のシーンはあるのかな?そうだと嬉しいですね。
少し前にも書きましたが、やはりコウノドリがリンクしてしまうし、突っ込みどころもあれこれと感じてしまいますが…。
副院長の腹黒さとか、やたら若くて美人の理事長とか、高山先生との恋愛関係も必要な設定なのかな?と首をひねりたくなるのですよね。
自閉症の医者の成長を描くのがテーマであるのなら、もっとヒューマンなシチュエーションを中心にしてもらいたいな、と思うのは私だけなのでしょうか?
原作ドラマでは、赤ちゃんを産んだのは女子高生でなくようやく授かった高齢のご夫婦だそうで、何故設定を変えたのかも疑問です。
未成年の予期せぬ妊娠や出産が社会問題になっているから…?
でも、大切な、みんながちゃんと考えていかないといけない問題だからこそ、このドラマに入れ込むのは無理があるような気がします。
このテーマは、この問題を中心に添える作品でないと、片手間な描きかたになってしまうと思うのですが。
実際、ハイリスクな出産をした少女が、その直後からあんなに普通に歩き回っていたり、入院費や出産費用の事は全く考えず(少なくとも言葉にせず)、ただ命を助けて欲しい、一緒にいたい離れたくないとしか求めていない、看護スタッフもその事にしか触れていない。
里子に出すとかより先に、まだまだ医療処置の欠かせない超未熟児として対処をどうするかを考えて、関係機関がもっと動いているべきなのに、児童相談所もケアワーカーもいない、新生児科の医師のないカンファレンスで治療方針を決めてしまう…。
ドラマでリアルを求めるのには限界もあると思いますが、あまりに雑な描写なのは、やはり気になってしまいました。
ちょうどこの日、こちら地方の日テレ系列の局がずっと、予期せぬ妊娠で苦しむ女性達や特別養子縁組の問題をドキュメンタリーで追っていて、その一部がオンエアされていたので、よけいに思い入れが強くなってしまったのもり理由のひとつかも知れません。
一見毒親のように見えた(このあたりも描きかたが極端なような気がしました)母親が、ある意味では一番真っ当な考えを示していましたね。
あのまま、あの母娘では育てていく事は不可能だったでしょう。
確かに、子育ては成人した両親が揃っていても大変だし困難だし、逆に若い親でもしっかり育てている家族もいるのも間違いないと思いますが。
この意味では、妊娠発覚当初に、実感がわかなかったり、どうすれば良いかを戸惑いながら考えて、自分では育てられない事も自覚して、赤ちゃんの幸せも考えたうえで特別養子縁組に託す事を決断した中学生の方が、唯菜よりもしっかりしていたと思います。
と、こんな風に書いていくと肝心の湊の事についてはなかなか書けない事に気づきます。
そう、今回のストーリーでは湊の医師としての、ピュアな人間としての姿が薄まってしまうから、テーマに対して疑問符が浮かんでしまうのです。
せっかく高山先生も湊の所見の正しさをしっかり認めてくれたのに…。
湊のドラマである事を大切にしていって欲しいです。
思う事はいろいろ、余計な事もありますが(苦笑)、最後に七厘でおにぎりを焼いて、熱々を食べる湊と夏美先生には癒されました。
毎回、あの焼肉屋のシーンはあるのかな?そうだと嬉しいですね。