新年度になり、新しいクラスになると
子どもたちは家で担任の先生の話をすることがあります。
担任の先生が変わると、当然勉強等のやり方も変わりますから、
子どもたちは戸惑いもあり、先生の不満を言うこともあるでしょう。
でも、そんな時に一緒になって「困った先生だね~」などと言うと
とたんに子どもたちは先生の困ったところを見つけては、
お母さんに話すようになります。
お母さんに同調してもらって力を得た子どもたちは、
時に先生に対して自分を主張するために反抗的な態度をとることもあるでしょう。
そうなると集団を扱っている先生としては、とても困ってしまいます。
子どもが大人になったとき、自分に合う人とばかり一緒にいられるわけではありません。
時には気の合わない人とでも、一緒に仕事をしていかなければならないこともあるでしょう。
小学校、中学校といろいろな先生と出会います。
好きとかきらいではなく、それぞれの先生とどうか変わっていくのか、
それが子どもたちの勉強になります。
親は、子どもの話は聴いてあげても、余計な意見は言わず、
見守っていく姿勢が大切です。
自分で考えて行動する力を身につけることが、
将来の自分づくりの大切な要素の一つなのですから…(^^)。