子ども相談室 すきっと

子どもと自分を育てるブログ

15.思春期になると…

2013-08-27 22:35:28 | 小・中学生の頃

小学生までは、親の言うことをきいていた子どもたちが、
早い子では小学5年生頃から、少しずつ変わっていきます。

声をかけても返事をしなくなったり、
学校の話をしなくなったり…。
その変化の大きい子もいれば小さい子もいます。

だいたいは、体の変化とともに心も変化していきます。
思春期に入ると、男の子はぐっと背が伸び、顔つきにも変化が出てきます。
女の子は、体に丸みがでてきたり、生理が始まります。

よく見ていると、思春期に入ったことはすぐに分かるのですが、
毎日接していると、気がつかないこともあるかもしれません。

返事をしなくなったり、部屋にいることが多くなったり、
親にしてみると、何だか反抗されているような気になり、
「返事をしなさい!」とか、「勉強したの!」と声をかけ、
今までのような親子関係を取り戻したいと考えがちですが、
ここはぐっとがまんして、ようすを見ていってあげることが必要です。

子どもの心は、一度親から離れて、
同年代の友だちの中で自分を創り上げていきます。
そして、ある程度できあがってきたところで、今度は大人同士の関係として、
また親の前に戻ってきてくれます。

思春期の時期は危なっかしくて見てられないことばかりですが、
親にとっても試練の時期です。
ぐっとこらえて、少し離れたところから、
子どもの成長を見守っていってあげてください。

 「カウンセリングルーム すきっと」
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/sukitto.html



 


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