だいぶ日が経ってしまいました。
申し訳ございません。
平成から令和へと歴史的にも時代が変わった今春。
東京国際大学野球部にも大きな変化が起きました。
監督交代です。
2008年から古葉竹識氏。2016年から山中潔氏
と、広島カープOBの流れでしたが、大学の特任教授である、古田敦也氏の推薦により、元ヤクルトスワローズの、角冨士夫氏が硬式野球部監督に就任されました。
(上段・左・古葉竹識前名誉監督と。4月21日)
(上段・中・角冨士夫監督と。4月14日)
(上段・右・古田敦也特任教授と。4月13日)
(下段・左から:石田コーチ, 角監督, OB倉原氏, 森口コーチ, 横田トレーナー, 私)
2017年からは東京国際大学硬式野球部の公式Twitterが開設され、現在フォロワーは680人を超えています。Twitterでは、イニングごとの試合経過の超速報、試合後の結果が写真付きでその日の内に更新されています。
大学のホームページでの試合詳細も、速報とまではいかないですが、私のブログよりも早く試合のまとめ記事が掲載されています。だいたい1週間後にはアップされています。
忘れてはいけないのが、硬式野球部OB会の『霞球会』です。
野球部の公式戦は、ほぼ毎試合、球場からのライブ配信。これまでいくつかのネット配信方法で挑戦してきましたが、2015年からはYouTubeの霞球会チャンネルでライブ配信と、編集した1球ビデオ、ホームランなどのダイジェスト映像を、大学の大先輩である御夫婦が毎試合茨城から駆けつけて配信しています。
勝ち試合の後には、ヒーローの写真も掲載されています。
球場からの中継は、2012年当時は
これだけの重装備
それが今では
だいぶ軽くなりました。
さて、前置きはこれぐらいにしまして。
2019年春季リーグ戦での、一番印象に残った試合について、リポートします。
やはり、5月12日(日)の学芸大学戦の2回戦の
宮本佳汰投手のノーヒットノーラン達成です。
(宮本投手の投球フォーム)
(野球部Twitterより)
(上段・左・石松選手 6回にホームラン)
(上段・中・宮本投手 9回ノーヒットノーラン!)
(上段・右・真田捕手 宮本を好リード。前日にホームラン)
(下段・右・5月13日 東京中日スポーツ)
宮本投手の快挙は、東京国際大学野球部史上初のノーヒットノーラン達成です。
来季からの、東京新大学野球連盟のプログラム、『連盟記録』のページに初めて東京国際大学の名前が載ります。今から楽しみですね。
さて、ここからはとっておきの話です。
東京国際大OBの2人、石田コーチ、森口コーチから。そして宮本投手からコメントをいただきました。
投手起用について、石田コーチは、
「4年生で卒業後も野球を続けたい意思があるので、試合での経験を積ませたかった。」と。
投球内容について、
「ノーヒットノーランは凄い。出来すぎだ。」
四死球6について、
「そこは反省点。次の登板、今後が大事。」との話でした。
森口コーチへの質疑応答
Q. 試合中のベンチでの雰囲気はどうでした?
A. 序盤はベンチも含めチーム全体が噛み合わないところもありましたが、宮本が頑張ってくれて中盤頃いい雰囲気になってきました。
Q. 森口コーチ自身、チームメートが記録を達成したことはありましたか?また、試合中の気持ちはどうでしたか?
A. 記憶の中でチームメートがノーヒットノーランはないと思います。
ノーヒットなのは知ってましたが、まさかそのまま行くと思っていなかったので、もし、したら記録に名前残るなあぐらいの冗談混じりの軽い気持ちでいました(笑)
そして、主役登場!
公式戦初登板を大学史上初の、ノーヒットノーランを達成した、宮本佳汰投手からのコメントです。
Twitter等で検索した結果、プロはもちろん学生野球の中でも、令和時代初の大偉業達成だったようです。
Q①. 大学に入ってから初登板までの期間で、野球部の活動で一番印象に残ってることはなんですか?
A①. 今年の3月に147km/hが出たことですね。
今までは140km/h前半がMAXだったので夏までに145km/hを目標にしていたのですが一気に上がった時は嬉しかったですね。
・学芸戦のノーヒットノーランについて
Q②. 何回ぐらいから意識して、どういうポイントに気をつけて投げていましたか?
A②. 序盤の3回くらいから冗談であるぞ!というのを後輩に言われていたのでまだ打たれてないのかーくらいの気持ちでした。
気をつけていた事としては欲を出さずに一人一人のバッターを確実に抑えていけるように考えていました。
Q③. 達成した時の気持ちも覚えていたら教えてください。
A③. 素直に嬉しかったの一言ですね。
今までやってきたことは間違っていなかったのかなと思えた瞬間でした。
Q④. ノーヒットノーランを達成して、周りの反応はどうでしたか?
A④. 野球人生で一番『おめでとう!』という言葉を頂きました笑
Q⑤. 秋のリーグ戦に向けての意気込みをお願いします。
A⑤. まず、秋のリーグ戦のメンバーに入れるよう真摯に練習に取り組み更なるレベルアップをしてリーグ戦に臨めるようやっていきたいです。
私が思った学生野球ならではの裏話。
試合が行われた岩槻川通り公園野球場の、バックスクリーンにはヒット数が表示されません。
その為、観客席のほとんどの人はノーヒットピッチングに気付いていなかったようです。私はバックネット裏のデータ班の部員の近くで、霞球会の倉原さんと一緒に観ていたので、5回ぐらいから意識して観ていました。宮本投手は公式戦初登板でしたが、登板の前の週、偶然データ班の1年生部員に「TIUで一番球速の速いピッチャーは?」と聞いたところ、名前が挙がった投手で、密かに注目していました。
さらに昨夏にも宮本投手の名前を目にしていました。
高校野球の名門校、大阪桐蔭高校の出身なのです。
高校野球の名門といえば、チームの4番を打つネイサン選手は、PL学園の出身。
そのネイサン選手の不思議なアシストによって大記録が達成されたこともご紹介します。
2-0で迎えた、8回表の東京国際大の攻撃。
下位打線が繋がり4点を挙げて6-0に。
尚も2死2塁でネイサン選手の打席。
ここで、スタンドで観ていた私とその周り。
さらにベンチで観ていた宮本投手、三塁コーチの森口コーチも、心の中で「打たないでくれ!」と願っていました。
というのも、この場面でタイムリーヒットが出ていたら、7点差に。規定によりその裏を0で抑えたらコールドゲームが成立してしまいました。ノーヒットノーランも、参考記録となってしまうところでした。
私達の願いが通じて(?)ネイサン選手は三振。
8回裏、9回裏をしっかり抑えて、宮本投手の偉業は達成されました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に・・・発表
先週月曜に投稿しましたが、なかなかブログへの投稿が進みませんでした。
スポーツライターを目指していた大学生時代の私を知る先生や友人から「今も書いてるの?」と聞かれることが最近何度かありました。
また、数年前には大学で活動報告をさせていただいたり、最近も現役の学生に「TIUのスポーツを追っかけている卒業生」と自己紹介をしたりしている身としては、やはりこれからも書き続けようと思いました。
これまでも、決意をしては、停滞し、を、繰り返す。超スローなマイペースでしたが、東京国際大学スポーツ応援ブログ『Go Go TIU』というブログを令和時代、最初の七夕。7月7日(日)に開設致します。
現在、準備中です。
開設後、こちらでも報告します。
このブログは、私の個人的な話もたまーに書いていくものとして、これからも超スローなマイペースで続けていきますので、気が向いたら覗きに来てください。
よろしくお願い申し上げます。
母校・東京国際大学は元ヤクルトの角冨士夫監督就任後初のリーグ戦、東京新大学野球 平成31年度春季リーグ戦を戦っています。
杏林大学を相手に13日(土)1-2逆転負け。14日(日)6-0完勝で勝点をかけた第3戦。
見事に3-2で競り勝ちました。
詳しい試合内容は、東京国際大学硬式野球部Twitter (tiubbc_official)と、霞球会のホームページ。 試合映像はYouTubeの霞球会ページをご覧ください。
今日は私が観戦した1.2試合目で登板した4人の投手の写真をお届けします。
1&3戦目先発の重川投手
重川恵詩 2年 浜田高校 183cm 84kg
土曜の1戦目 7回 2失点 [被安打7 奪三振5 与四球1]
月曜の3戦目 9回完投勝利 2失点 [被安打7 奪三振10 与四死球2]
1戦目 8〜9回の2イニングを無安打(1与四球)に抑えた森伊投手
森伊晃基 2年 知徳高校 167cm 70kg
2戦目先発の中村投手
中村陽太 4年 立花学園高校 175cm 67kg
日曜の2戦目 7回 無失点 [被安打5 奪三振5 与四球1]
2戦目 8〜9回の2イニングを無失点に抑えた箱田投手
箱田奏平 4年 都立日野高校 179cm 70kg
次戦はリーグ最多の優勝回数を誇り、今季も小孫・杉山・望月の3人のドラフト候補ピッチャーを擁する創価大学戦です。
20日(土) は第2試合 13:30~予定 21日(日)は第1試合 10:30~予定 です。
埼玉県さいたま市の岩槻川通公園野球場です。 私はおそらく日曜日現地観戦予定です。
角監督のアグレッシブベースボールで一戦必勝! ガンバレTIU野球部!!
改めまして、このブログは、東京国際大学OBのスポーツ大好きなマサ(Suzuki Masahiro)が不定期に更新するブログです。
私自身の自己紹介や過去の投稿はカテゴリー別に整理しているのでご覧下さい。
東京国際大学硬式野球部に関して、古葉竹識元監督、山中潔前監督の"広島カープ時代"から、角冨士夫監督、古田敦也特命教授の"ヤクルトスワローズ時代"へと今季から変わったということで、カテゴリーを増やしました。
古葉監督就任時から始めて、早12年。同世代だった野球部員達も気付けば一回り以上年下に。
恥ずかしながら、12年前と一昨日・昨日の写真です。
それでは、写真中心の観戦記です。
ちなみに、TIU攻撃時の写真のみで振り返ります。
13,14日に登板し好投した、重川⇨森伊と中村⇨箱田のピッチング写真は後日掲載します。
2019年4月13日(土) v.s.杏林大学 第1戦 @岩槻
角冨士夫監督、公式戦初試合
1回裏
四球で出塁した2番中元が盗塁
2アウト後、4番のネイサンがヒットでつなぎ
1.3塁として、5番主将の城田がしっかりセンター前へタイムリーヒット
TIUが幸先良く初回に先制しました。
がしかし、その後は0行進。
4回、城田主将の2打席連続のヒット
5回には、この回先頭で1年生ながらショートのスタメンをとった9番舟久保が右中間への三塁打。
無死三塁と絶好のチャンスをつくるも、上位打線が還せず。
徐々に流れが相手に。
7回に2点を奪われて逆転負け。
角監督の初陣を勝利で飾ることはできませんでした。
試合後、取材に応じる角監督。
観戦に来られていた大学の特任教授で角監督を推薦された、古田敦也氏。試合の感想や今後の課題を石田コーチなどと話されていました。
2019年4月14日(日) v.s.杏林大学 第2戦 @岩槻
TIUはベンチ外の野球部員大勢に、チアリーディング部、吹奏楽部も応援に参加。同窓会や部員の保護者も加わると試合中の盛り上がりはなかなかでした。
先発の野手は前日と同じメンバー。
5回、エラーで出塁した1年生の9番舟久保が盗塁に成功
続く2番中元がライトへ先制のタイムリー
さらに3番藤井がレフトへのタイムリー2ベースヒット
(スマホでの動画をスクリーンショットしての画像です)
5回に2点を先制しました。
6回2アウトから、7番小林がレフト前ヒットで出塁。8番真田がショートエラーで2アウト1.2塁に。
そして好調の舟久保がレフトへ2点タイムリー2ベース。さらに1番の1年生佐藤もレフトへタイムリーヒット。
1年生の9番1番コンビが活躍。5-0とリードを広げました。
7回には6番の石松にチーム今季1号のソロホームランが飛び出しました。
8回2番中元がこの日3本目のヒット
9回は途中代走で出場の鈴木がヒット
角監督がテーマにするアグレッシブベースボール
積極的な攻撃で、打線が繋がりました。
6-0の完勝でした。
TIUにとっての開幕週先に2勝したほうが勝ち点1を獲得します。
1勝1敗で迎える決戦の月曜日。
岩槻・川通公園野球場にて13時プレーボールです。
私は仕事の為現地には行けませんが、試合速報はTwitterの東京国際大学硬式野球部 tiubbc_official
さらに大先輩が管理しています硬式野球部OB会(霞球会)のYouTube生中継配信もご覧いただける方はどうぞ。
ひとまず、出勤前の投稿はここまで。
第3戦の結果と1&2戦目の投手陣に関しては、また次をお楽しみに。
私自身の自己紹介や過去の投稿はカテゴリー別に整理しているのでご覧下さい。
東京国際大学硬式野球部に関して、古葉竹識元監督、山中潔前監督の"広島カープ時代"から、角冨士夫監督、古田敦也特命教授の"ヤクルトスワローズ時代"へと今季から変わったということで、カテゴリーを増やしました。
古葉監督就任時から始めて、早12年。同世代だった野球部員達も気付けば一回り以上年下に。
恥ずかしながら、12年前と一昨日・昨日の写真です。
それでは、写真中心の観戦記です。
ちなみに、TIU攻撃時の写真のみで振り返ります。
13,14日に登板し好投した、重川⇨森伊と中村⇨箱田のピッチング写真は後日掲載します。
2019年4月13日(土) v.s.杏林大学 第1戦 @岩槻
角冨士夫監督、公式戦初試合
1回裏
四球で出塁した2番中元が盗塁
2アウト後、4番のネイサンがヒットでつなぎ
1.3塁として、5番主将の城田がしっかりセンター前へタイムリーヒット
TIUが幸先良く初回に先制しました。
がしかし、その後は0行進。
4回、城田主将の2打席連続のヒット
5回には、この回先頭で1年生ながらショートのスタメンをとった9番舟久保が右中間への三塁打。
無死三塁と絶好のチャンスをつくるも、上位打線が還せず。
徐々に流れが相手に。
7回に2点を奪われて逆転負け。
角監督の初陣を勝利で飾ることはできませんでした。
試合後、取材に応じる角監督。
観戦に来られていた大学の特任教授で角監督を推薦された、古田敦也氏。試合の感想や今後の課題を石田コーチなどと話されていました。
2019年4月14日(日) v.s.杏林大学 第2戦 @岩槻
TIUはベンチ外の野球部員大勢に、チアリーディング部、吹奏楽部も応援に参加。同窓会や部員の保護者も加わると試合中の盛り上がりはなかなかでした。
先発の野手は前日と同じメンバー。
5回、エラーで出塁した1年生の9番舟久保が盗塁に成功
続く2番中元がライトへ先制のタイムリー
さらに3番藤井がレフトへのタイムリー2ベースヒット
(スマホでの動画をスクリーンショットしての画像です)
5回に2点を先制しました。
6回2アウトから、7番小林がレフト前ヒットで出塁。8番真田がショートエラーで2アウト1.2塁に。
そして好調の舟久保がレフトへ2点タイムリー2ベース。さらに1番の1年生佐藤もレフトへタイムリーヒット。
1年生の9番1番コンビが活躍。5-0とリードを広げました。
7回には6番の石松にチーム今季1号のソロホームランが飛び出しました。
8回2番中元がこの日3本目のヒット
9回は途中代走で出場の鈴木がヒット
角監督がテーマにするアグレッシブベースボール
積極的な攻撃で、打線が繋がりました。
6-0の完勝でした。
TIUにとっての開幕週先に2勝したほうが勝ち点1を獲得します。
1勝1敗で迎える決戦の月曜日。
岩槻・川通公園野球場にて13時プレーボールです。
私は仕事の為現地には行けませんが、試合速報はTwitterの東京国際大学硬式野球部 tiubbc_official
さらに大先輩が管理しています硬式野球部OB会(霞球会)のYouTube生中継配信もご覧いただける方はどうぞ。
ひとまず、出勤前の投稿はここまで。
第3戦の結果と1&2戦目の投手陣に関しては、また次をお楽しみに。