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剪宇峠への道・・・ぼちぼちと書いていますが峠は如何だったのか?書いてみたいと思います!
所説を調べてみようと、思い調べてはいますが・・・
剪宇峠 861m
剪宇峠は穴吹町の古宮地区と(現在は美馬市)一宇村・剪宇集落(現在はつるぎ町)を結ぶ重要な街道で有りました!
阿波の峠歩きの中に書かれている内容では、現在 社会の様に車道が発達していない時代、産業や集落事の
婚姻間の交流の場であったと記されています。
この剪宇峠・・・南北朝時代には、すでに存在し重要な交通の要所として通って来た街道でもあります。
また、昭和48年には峠の穴吹側で大蛇を見たという話も広まり大蛇騒動があった場所でもあったようです!
峠への歩道は林道の終点手前にある木の板の目印にそってある歩道を進むと杉林の中を歩く
道となります。
約20分ほどで峠につきます。2本杉とよばれる杉の木があり、幹周り2.85mのものと5.65mのものが
有り(阿波の峠歩きから抜粋)嘉永3年(1850)建立の常夜灯と大師像の石像があります。
この石像・・・昭和9年(1772)弘化4年(1847)に造られたものが、峠を訪れた人を見守ってます。
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2体の大師像が訪れた人を、迎えてくれます!
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常夜灯とお大師さま・・・静かな峠の雰囲気が漂ってきます。
この剪宇峠(阿波の峠歩きから)旧暦の7月26日に一宇の人と古宮の集落から人が集まり
護摩法要や廻り踊りが行われ真夜中の2時頃には
三体の月を見る行事があったと記されています。
昔から交流の場としてひたしまれて来た峠の様子が目に浮かび上がりました。
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大きな杉の木がある剪宇峠・・・今はひっそりとした様相が伺えました!