こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
週末にテニスの試合を控えていることもあり、スポーツのメンタルに関する本を読んでいます。
現在参加している心理学の異業種交流会のアドバイザーの先生が紹介してくれた本です。
「スポーツマンのためのメンタル・タフネス」 ジム・レーヤー著
冒頭の「推薦の言葉」が名テニスプレイヤーのクリス・エバートからのメッセージなのが印象的でした。
今はまだ読み進めている途中ですが、その中でもピンと来たのが
「スポーツは俳優と同じで『演じる』ことが必要」
という考え方です。
スポーツのためには「演じるべき自分」を演じられることが大切であり
それは「ほんとうの自分」とは別物であるという考え方です。
この考えは、私の場合は仕事になぞらえるととてもピンと来ます。
職場は自分に与えられた役割を演じて組織と成果に貢献することが求められる場所であり
「ほんとうの自分」を出す場所では無い。
私はそう思っています。
スポーツでも同じなんですね。
そう考えると、成功の秘訣が分かってよかったです。
ただ、それをテニスにおいてやりたいか?と自分自身に聞いて見たときに
まだ「うーん、どうかなぁ・・・?」と思っている自分がいます。
もちろん上手くなりたいし、勝ちたいですけどね。
私にとってテニスは、自己表現の場であったり、ネットの向こうにある対戦相手やネットの同じ側にいるパートナーを理解する場であったり
単純に結果を出す為だけの場所では無いんですよね。
そんなふうに思いながら本を読み進めると
今度は「試合に対するプロフィール」という心の項目チェックシートが登場します。
これは、試合に勝つのに必要な心理的要素のチェックシートであり
例えば「平静であるー気分屋である」などの対立する項目について
平静よりであればあるほど点が高く、気分屋であるほど低く点数が出ます。
低い点数は「弱点」と認定され
これを克服するために、逆の特性を持っている自己をイメージし
(気分屋な弱点がある人は「私はとても平静である」という自己イメージをもつ)
この自己イメージに実際に近づくために毎日自己暗示を唱え続けよ
進捗を毎日メモせよ
そんなトレーニングが紹介されます。
・・・読んでて「まるでライザップみたいだな」と思いました。
結果にコミットする、いや、させられる。
そんな感じです。
もちろん、成果を出すには必要な営みだと思います。
でも、正直なところこういう考え方は苦手ですね・・・。
これが「ほんとうの自分」です。
まだまだ私は、テニスの勝利にはコミットできていないようです。
でも、それが自分だから仕方ないですね。
ただ「勝ちたければこうすればいい」という手法を知っているのは大切だと思います。
勝ちたくてもやり方が分からないと、勝ちたくなったときに先に進めないですからね。
そんな選択肢を持つべく、先を読み進めようと思います。
また面白い箇所があったらご紹介させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。