王様の耳はロバの耳

乙女ゲームやBLゲーム、時々映画の感想を書いていきます。
ネタバレありです。閲覧注意。

月の彼方で逢いましょう 世界観とかメイン3人の考察

2022-06-26 10:57:44 | ギャルゲー

こんにちは、サニーです。


灯華、うぐいす、雨音のメイン3人
クリアしました❗

各ブログ等で最後推奨の雨音をクリアした後、情報がまとめきれなくて

頭パーン🤪🤪🤪

になりつつ、一晩たってある程度自分なりにまとめられたので、記録しようと思います。




⚠️ネタバレしかありません。灯華、うぐいす、雨音クリア後の閲覧推奨です

あと、この記事は雨音ルート感想の捕捉記事です

月の彼方で逢いましょう Switch 雨音 感想 - 王様の耳はロバの耳

こんにちは、サニーです今回はメインヒロインの1人佐倉雨音(レイン)の感想を書いていきます。このヒロインはエンデュミオンの謎について触れるので、灯華・...

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【世界観と雨音について】

この物語は、
某リンゴ会社創始者のタートルが似合うナイスミドルメガネっぽい人物、ポール・グレイが作った過去と繋がれるスマホを取り巻くお話です。

そもそもポールが過去と繋がるスマホ・エンデュミオンを作ったのは
娘である雨音のため

それも、未来の雨音のため

雨音ルートでは終盤、主人公と婚約した雨音がエンデュミオンを介して過去のグレイ夫妻と交信。
その際に雨音ルートでの雨音のこれまでの軌跡、現在婚約していることを伝えた。
それを聞いたグレイ夫妻は、幸せを掴んだ未来の雨音の人生が改竄されることを防ぐため、未来の自分達の行動をそのままなぞることを選択。
母親は病死する運命を受け入れ、父親はひどい親になり憎まれながらもエンデュミオンを作り上げる。
そして歴史は繰り返される。
卵が先か鶏が先か。


つまり、
雨音ルートは正史

とはいえ、そもそもの一番最初の世界かは大分ずれているんだろうなぁと。
何故なら過去と繋がるスマホ・エンデュミオンはグレイの意思に反して世に解き放たれたから。
その結果、数少ないとは言え過去と繋がる人たちが出てきてしまった。
ここからは私の憶測だけど、過去と未来が繋がることで大なり小なり歴史が改変され、グレイ夫妻の願いも空しく雨音と主人公が結ばれる以外の未来の可能性が出てきてしまったと考えられる。
その筆頭が灯華

【灯華について】

灯華はセンターヒロインなのにとにかく情報が少なくて、クリア後も謎が残ったままのキャラクターなんだよな。
・冒頭のシーンはなんなのか。
・灯華ルートでの学生時代の灯華は何故未来の主人公の存在を知っている素振りなのか。
等。
作中に正解は書いてないから、仮説や憶測で語るしかない。

まず、未来への主人公へのメッセージのような言動を時おりすることから、灯華がエンデュミオンが時空を越えた交信出来ることを知っているのは確実。
そう考えると可能性が高いのは、彼女自身も過去や未来の自分とやりとりをしていたのではないかということ。
作中で言われてはなかったけど、LINE風のLIMEで新しいIDを作って前のIDにメッセージを送れば過去と繋がれる可能性はあるし。
その場合中継役は誰かって話だけど、中継も灯華なんじゃないかなと

時空を越えた交信をするには、魂の還る場所である宇宙元意識にいる中継役が必要なのは作中で言われている。
作中では魂の還る場所にいる=故人ではと雨音は推測しているけど、少し違うのではないかなと。
雨音ルートでは、雨音が過去のグレイと繋がることをせずに過去への通信が出来る電波的なものを絶ちきろうとしたところ、(多分)雨音母によって今とは全く別の世界線(雨音と主人公が出会っていない)とシンクロ、その世界の雨音が父親に送ったメッセージが分岐点の過去の父親へと繋がり、こちらの世界線の雨音のスマホに反映されてやりとりが始まるというシーンがある。雨音母は別の世界線では存命である。
つまり、宇宙元意識は過去も未来もないのはもちろん、パラレルワールドの垣根もないんじゃないかなと。
それに宇宙元意識は過去も未来もないから、普通に老衰で死んだ人が若い頃の自分や大切な人のために中継役をすることも出来るよな。
時空も世界も超越した場所にいる個人が、各々の世界や時間からやってきた過去へ繋がる電波を観測したら、最適だと思った世界や時点へ繋ぐ。


つまり、なんでもアリ



とは言え制約はありそう。
別世界とのシンクロも、月虹が現れた同時刻だったから出来たのかもしれないし。かなり特殊な状況だったし。


話を戻すと、灯華は自分の目的のために過去の自分の行動を変えさせて歴史改変が行われたかもしれない。それこそ過去から過去へ何度でも。グレイ夫妻みたいに未来の行動を忠実に守るわけじゃなく、むしろ積極的に何度も行動を変えていて、何度も歴史改変が行われたとか。
その過程で本来は関わりのなかった主人公とどこかのタイミングで交流を深め、恋をしたのかもしれない。
エンデュミオンも作中では主人公と買いにいってたけど、繰り返しの歴史改変の途中でそうなったのかも。

あと、もしかしたら本来の歴史では灯華と主人公はそもそも出会ってなかったのかもしれない。
作中には出て来ていない色んな「誰か」が過去に干渉して歴史を大なり小なり変え、その結果バタフライエフェクトで出会ってしまったのかもしれない。

その結果、延々と続いていたグレイ夫妻と雨音の世界に灯華が割り込んできて、雨音と主人公が結ばれる未来が確実じゃなくなってしまったとか。

他のヒロイン達も灯華を介して主人公と結ばれるしね。
サブヒロイン達は灯華ルートの派生上にあるし、うぐいす先輩も灯華がいたからフラグが立った。
(聖衣良についてはまだ未プレイなので割愛)

まぁ作中では言及されていないし、すべて憶測なんだけどね。
灯華がいなくても雨音と結ばれなかった可能性もありそうだし。
結局のところ、未来を決めるのは各々の選択の結果だし。
そのへんのこと書いてある特典SSがもしかしたらあるのかもしれない。知らんけど。

ただまぁ、ここまでつらつらと書いたけど、情報少な過ぎて確かなことはわからない。
上記以外にも実は死に戻りしてたとか、宇宙元意識をその身に宿していたとか特集設定でもあるかもしれない。
情報がないからいくらでも仮定の幅は広がってきりがない。
作中で灯華について明記されていなくてもどのルートの物語にも支障はないし
あんまり気にしなくてもいいんじゃないかな
とも思ったり😇😇😇




【うぐいす先輩について】

うぐいす先輩ルートで度々出てくる「ブルームーン」。
ブルームーンには
「決してありえないこと」
「奇跡」
「不吉」
などの意味がある。

うぐいす先輩ルートは主人公が唯一小説家になるルートで、他のルートとは一線を画している。主人公も「うぐいす先輩がいなかったら小説家になれなった」って言ってるし。
で、うぐいす先輩自ルートでは死ぬけど他ルートでは死なない、「主人公と結ばれなかったら病気が治り死なずにすんだ」という設定がある。

つまり、本来は結ばれることがありえない、一番世界の歪みが大きくなる存在
なんじゃないかな。
主人公、なんか知らんけどやたらうぐいす先輩とくっつけようとした灯華がいなかったら(間接的に)振られたショックで小説破棄してそのままうぐいす先輩とはなにもなく終わりそうだし、そもそも灯華いないとフラグ立たないし。

だから代償も大きくて、主人公も耐えきれず世界をリセットするはめになったとか。
とは言え、世界リセット後に主人公が他ルートと同じような境遇になって、その世界では結ばれる可能性が出て来たけど。

でも、主人公が灯華のエンデュミオンを見つけないか使わないかして、そのままパラレルワールドとして存在し続けている世界線もあるのかもしれない。

以上、考察終わり。


ちなみに現時点では聖衣良ルートは未プレイなので、終わり次第加筆訂正するかもしれない。
サブヒロインは2人まだだけど、霧子やった感じ、多分その辺のこと考えなくて大丈夫だとは思う。


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