高齢ドライバーの事故を殊更にいかにも高齢ドライバーが危険な風に扱う報道に迷惑だなー、と同じ高齢者としては感じるばかりです。
報道する以上正確なデータを調べた上で記事にして欲しいと痛切に感じます。
何故なら高齢者の事故率は全体の3位で決して高齢者ドライバーばかりが事故を起こしてはいないということです。
高齢者ドライバーが危険。そんな報道姿勢には、なにやら別の思惑でもあるんだろうか等と勘ぐってしまいます。
車を売らんが為のオートマ免許創設などで多くの人が車を身近に使えるようになりましたが、安全講習などにはまるで無関心?一応訓練センターなども完成してますが一般人が指導を受けられるような時間的余裕は無いのが実情です。
メーカーとしてもっと真剣に安全ということに注力して欲しいと思うのです。
また、高齢者講習で使う運転シュミレーターなど、安いゲーム機にも劣る物であんな機械で判定されても、実際には屁の役にも立たないでしょうね。
早急な判定機のレベルアップを望みます。
高齢者全部から免許返納させたい、などと言う風潮に迷惑だなー思う。
交通事故で亡くなられた方々に哀悼の意を捧げますが、パニックブレーキさえ踏めないほとんどのドライバーを育てた社会環境こそ問題なのです。
三無い教育でバイクを禁止したは良いけど免許年齢に達したらいきなり高性能バイクやらGTRやらを買い与えたりしたら事故るの当たり前です。
危険から遠ざけるのは教育ではありません。
安全な場所で少しずつ上達を助け危険の限度を身をもって知らしめる訓練、それが安全運転の基礎となるのに、そんな場所も機会も無いのを残念に思います。