平成最後の情報処理技術者試験から、早くも1週間が経過した。
私は、この間に令和元年秋期試験の受験区分をどれにしようか悩んだ。
結論から言うと、ITストラテジストを選択した。
候補としては、ネットワークスペシャリストとITストラテジストであった。
秋試験でまだ合格していない区分は、上記2区分である。
スペシャリスト系に戻ることも考えたが、
やはり自分の今の仕事のことを考えたときにマネジメント系の試験が良いと判断した。
早速書店に行き、対策本を探しに行った。
といっても、論述系の試験区分はどの区分も候補が少ない。
私が手に取ったのは、これまでもお世話になっている「翔泳社」の参考書とした。
中身を読んでみると、やはりこれまでと全然違う印象を持った。
無理もない。
IPAが公表している試験の出題範囲が、他の試験区分と全然違うからだ。
具体的には、主にシステム開発に関係している試験区分
(IP、FE、AP、SA、PM、NW、DB、EB、SM、AU、SC)は、
基礎理論、コンピュータシステム、技術要素、プロジェクトマネジメント、
サービスマネジメントの範囲にだいたい収まっている。
この範囲内で試験区分に応じて重点範囲を決定し、レベル分けしているイメージだ。
それに対してITストラテジストは、システム戦略、経営戦略、企業と法務の
3つの範囲から重点的に出題される。
この3つの範囲は、他の試験区分でも問われるといえば問われるが、
問われる試験区分は、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、
ITサービスマネージャ、システム監査のみである。
これらの試験区分から出題されるITストラテジストの重点範囲は、
せいぜい1つか2つの範囲から少しだけ出題されるだけである。
つまり、私にとっては本腰入れて学習してきていない分野なのである。
しかも、午後Ⅰ試験の解答プロセスもこれまで合格してきた試験区分とは
異なるようだ。
これまでは設問に対応する問題文の箇所からヒントを得て回答することが
多かったが、この試験区分は様々な箇所に散らばっているヒントから総合して
解答するような試験のようだ。
なかなか慣れるまで時間がかかりそうだ、、、
今年のGWは10連休であるため、ここら辺の情報をまずは収集しつつ
頑張っていきたいと思う。