6/19(金)正午に、平成27年度 春期 情報処理技術者試験の合格発表が行われた。
早速結果を確認してみると、
やったーーーーーー!受かったーーーーーーーーーーーーー!!
昨年秋試験のシステムアーキテクトから、2連勝である。
しかも、午後Ⅰ試験の点数がかなり高いことに驚いた。
この試験区分は、いつも午後Ⅰ試験で不合格となっていたため、本当にうれしい!
前回のシステムアーキテクト試験から、論文試験と午後Ⅰ試験対策を根本的に変えたことが、
情報処理技術者試験2連勝につながったと思っている。
次は、ITサービスマネージャを受験する。
こちらは、初受験である。
しかし、システムアーキテクトとプロジェクトマネージャの高度論述試験区分に合格できたので、
次のITサービスマネージャも合格できるように、しっかりと過去問分析しながら、
刈り取っていきたいと思う。
<<プロジェクトマネージャ試験のこれまでの軌跡>>
平成24年度:初受験。午後Ⅰまでクリアするも、午後ⅡでB評価
平成25年度:2回目。午後Ⅰで敗退
平成26年度:3回目。2回目同様。
平成27年度:4回目。合格!!!
システムアーキテクト試験の学習(合格発表)から、さらに論述の成長が必要と考えて努力した。
プロジェクトマネージャ試験は、システムアーキテクト試験よりも定量的かつ具体的に論述する
必要があると思っていた。
なので、この半年間の学習を通じて、論文対策として採ったプロセスは、以下の通りである。
①システムアーキテクト試験で学んだ論述の基礎を、当たり前のように使えるようにする。
(2,800字程度論述する、問題文と設問に答える、具体的に論述する、第3者に伝わるように書く)
②プロジェクトの制約や特徴を踏まえた、設問イとウの展開
③設問イや設問ウで論述する内容が、なぜ設問アで述べたプロジェクトだと工夫または解決したことに繋がるのかを
具体的に論述できるようになる
(逆を言うとプロジェクトの特徴=制約の中で、設問イや設問ウで論述した対策や工夫なら確かに分かるねと
採点官に納得してもらえるように、具体的に論述できるようになる)
④プロマネは本来一度立てた計画は変更したくない。だから兆候をとらえるまで静観し、このままいくと本当に目標
を達成できなくなると判断したところではじめて計画変更する。その際に、計画変更によるリスクも忘れないことを
意識できるようになる
(問題が発生しました→即対応しました→解決しましたのストーリにすると、だったらなんで計画時点でそうしなかった?
って話になってしまう)
また、私にとってこの試験区分は、午後Ⅰ試験の得点が全然伸びないことも課題であった。
そのため、解答プロセスをしっかりと見直し、どうしたら第3者に伝わるか解答を書けるかを徹底的に見直した。
例えば、
・問題文を読んで自分が思いつく解答をそのまま解答用紙に書いて、本当に採点官が望む答えになるのか?
・自分では解答例のように書いているつもりでも、どうして解答例とかけ離れていくのか?
・過去問を解いた際に、間違った設問で解答のヒントとなる記述を問題文からどうして拾えなかったか?
などである。
問題文に使われている言葉と自分が解答に使う言葉が違うと、言いたいことはわかるが、微妙に違うんだよなと
いった印象を持たれてしまう可能性もあり、それが減点につながる可能性もある。
だから、解答もできるだけ問題文で使われている言葉を使い、試験問題の中でしっかりと会話のキャッチボール
をする必要があると感じた。
また、問題文の中から、解答のヒントとなりそうな部分のマーキングを行う練習をし、設問に対して解答するまで
の時間を短縮することで、均等な時間を使って解答欄をすべて埋め、得点アップにつながることも学べた。
これらが今回の試験を終えての大きな収穫であった。
情報処理技術者試験の高度試験区分のうち、論述試験は本当によくできていると思う。
当然その試験区分の問題が出されるわけだから、午後Ⅰで出る問題なら午後Ⅱでも出る。
また、その逆も然りである。
「午後Ⅰ試験だと、問題文に沿って設問に端的かつ的確に解答する。
午後Ⅱ試験だと、問題文の設定に従った上で、状況をしっかりと採点官に伝え、
その中でできる対策や工夫はこうだったんだよ。だから、関係各所に調整をとって、
問題を解決したんだよ。ということを、矛盾なく一貫性を持って具体的に論述する。」
の違いだけなのである。
なので、実は別々に勉強をするのではなく、同時に勉強することでベースがどんどんアップ
していくようになっていると感じた。
今回もいろいろな方の力を借りて、合格を勝ち取ることができた。
この秋は、ITサービスマネージャ試験の受験が確定。
来年の春は、これからゆっくりと考えて、試験区分を選びたいと思う。