宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

86 胡四王山の”千手観音堂”

2008年12月10日 | Weblog
 上の写真は”千手観音堂の鳥居(平成20年6月12日撮影)”である。

 「雨ニモマケズ手帳」の中に”五庚申 七庚申などの色つきスケッチ”があることは以前に述べてあるが、胡四王山麓には前回報告した”岩谷不動”の境内だけでなく、”千手観音堂”の鳥居の脇にも七庚申塔がある。このあたりは”槻ノ木”と呼ばれ、この観音堂は胡四王山神社から南西方向約500mの所にある。
 上の写真の鳥居の右側にあるのが七庚申塔であるが、ズームアップすると次のとおり。 
《1 七庚申塔》(平成20年6月12日撮影)

 また、逆サイド、鳥居の左側には沢山の
《2 石塔群》(平成20年6月12日撮影)

《3 〃 》(平成20年6月12日撮影)

《4 〃 》(平成20年6月12日撮影)

《5 筆塚》(平成20年6月12日撮影)

がある。そして、かなり懸け離れて左側に建っていた
《6 石碑》(平成20年6月12日撮影)

である。
 次に、鳥居をくぐるって境内にはいると参道脇に
《7 千手(観音)堂の由緒》(平成20年6月12日撮影)


《8 千手観音立像》(平成20年6月12日撮影)

の説明板が建っていた。
 やがて境内が広くなり
《9 千手観音堂》(平成20年6月12日撮影)

が現れる。そこには
《10 千手観世音菩薩の額》(平成20年6月12日撮影)

が懸けられている。
《11 堂の左側の石塔群》(平成20年6月12日撮影)

中央の石塔には”牛頭天王”と書かれている。なお、この牛頭天王(ごずてんのう)に関しては、”三郎沼”で報告してある。
《12 堂の右側の石塔》(平成20年6月9日撮影)

があり、 中央の塔には 庚申 月山 湯殿山 羽黒山 鳥海山
      右の塔  〃  金比羅 
      左の塔  〃  秋葉山
と彫られてある。
 また、この写真の右側に見える階段を上ってゆくと
《13 白山神社》(平成20年6月9日撮影)

という社もある。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (こごみ)
2009-10-08 00:09:35
しかし、この写真を撮って下さった後白山神社は放火されてしまい…(私は実家を離れたので後で知りました)
元気な姿を撮影して下さり嬉しく思います。

前からコメントしようか迷っていましたが、どうしてもお礼が言いたかったので!!

時間があるときにブログを拝見させて頂いております。これからも素敵な便りを楽しみにしています!!

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訂正… (こごみ)
2009-10-08 00:16:53
先程のコメントに抜けがございました。

この文が最初に来る文です。↓

「この記事を偶然見つけ驚きました。
この小さな神社はうちの地域のものです。」

失礼しました!!
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返事遅くなりました (suzukikeimori)
2009-10-24 20:50:38
お晩でございます

 ご訪問していただき有り難うございました。うっかりしていて返事が遅くなりました。

 たしかに仰るとおりで、その事をニュースで知りがっかりしたことを覚えております。里山としてこれだけ植相が豊かな山はなかなか他にはないとも思います。麓の人たちが神聖な場所として尊崇してきたからこそではないでしょうか。胡四王山は花巻の宝物、放火などという不埒な行為はやめてほしいものです。

 なお、犬によく吠えられるれていますが、槻ノ木は道端にギンラン、カワラナデシコ、フシグロなどが咲く場所なので私のお気に入りの場所です。
 

 
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