拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

Are you going with me?

2012年10月29日 | 観・音楽
 サマータイムが終わった昨日 我が街ローザンヌは 寒風と雪の洗礼を受け 一気に冬に突入・・・と思いきや 
 翌日の今日は 打って変わって「秋晴れ」とした天気を回復し ホッと胸を撫で下ろす。

 日も短くなり 寒くなると何故か人の心は 内側に向いていき 芸術の秋・・・となってゆく。

 この “芸術の秋” にちなみ ボクの最も好きな 音楽を 紹介したいと思います。
 Pat Methenyの “Are you going with me" です。この曲を初めて聞いた時期は 三十数年前? ラジオから
 流れてきたこの曲を 聞いたのが最初で 一発でシビレてしまったのを覚えています。
 以来 聞き続けていますが 飽きるどころか聴くたびに インスピレーションを与えてくれる 不思議な音楽です。

   


 去年の夏 モントルー・ジャズ・フェスティバルで 彼のライブを聞く事が出来た 最高だった。

 この曲のタイトル “Are you going with me?" という問いかけについて あらためて考えてみると
 ボクの場合 小学生の頃 育てと 生みの親の間を 毎晩40~50分ぐらいかけて 野原を歩いた時 お月様が ボクに
 ピッタリとついて来るので 不思議に思ったものだが その時 ボクは月にそう問いかけていたと思う。

        
 
 

 禅よ急げ

2012年10月21日 | 観・音楽
  やはりツイッターの おかげで 昨日初めて 伝説の「尾崎 豊」に出会った。

      
  

  「15の夜」という曲名で 歌う前のセリフが 歯の浮くような文句で 「なんだこりゃ~」
  まるで 森田健作の「これが青春だ!」の世界やんか~っと 思いつつ聞き進んでゆくと その真剣さが滅茶苦茶
  半端でなくて 惹きこまれてしまった。

  はは~っ、こいつが 噂の・・・(ボクにとって何十年来の)尾崎 豊か!と 納得した。
  その後 見られるだけの 動画をみて イヤーッ、 凄い奴が いたんだなー・・・としみじみ。

  彼がデヴューしたのが 1982年・・・この「15の夜」デヴュー。この年ボクは新宿の鍼灸専門学校の三年生で夜は
  目黒のある学校の夜間管理人をしていた時期だった。
  そして彼が死んだのが1992年の4月で その時ボクはすでに スイスに来ていた。
  1982~92というのは ボクは 2回ニューヨーク、2回ヨーロッパ そして’86年に帰国して
  禅修行に 5,6年打ち込んでいた時期だったので 彼の歌にでうことが 無かったのだと思う。

  彼の歌は ブルース・スプリングスティーンの影響を かなり受けているように思うが 自作の詩を歌う彼は
  彼そのものを 表現していると思う。 ただ、あれだけのめり込む のめり込めるというのは凄いが
  自己規制を はみ出る怖さを 感じたが  それが彼を 死に至らせたのだろうか?

  彼の詩は 沢山の若者に共感を 呼んだだろう・・・。 ボクにも覚えのある感覚のところが たしかにある。
  答えを求めて 誰彼につかかった時期も あったっけ。 彼の様な 自己に向けての疑問を発することは
  絶対大事であるが それに受け応える 体制が世の中に あるのか!?・・・というのが大問題であると思う。

  ボクの場合は 幸いに “ 禅門を叩いた ” けれど・・・。 禅坊主どもよ もっと禅門を開け!!

  飢えたガキどもよ もっと 禅門を叩いてみろ!!
   

  

  

  

 Slow Down

2012年09月30日 | 観・音楽
  もしかして この貼り付けが上手くいったら ボクのブログ世界も 大きく広がるかも!

    


  いままで 音楽(Youtube)の貼付け方が わからなくて 今日まで来たんだけど 今日はすんなり やり方が
  わかった。 うれしい・アラ還!

  この曲は 相方の姉娘 つまり姪のマエルが 「いい曲だよ」と CDを貸してくれたもので ちょっと聞いただけで
  「うわ~っ」と 琴線に触れた曲だった。

  その後 何度も何度も聞いているうちに 凄く気に入って ボクにとっては 一撮選曲ベスト10に絶対入る曲だと思っている。

  「Slow Down」・・・アフリカ人らしい シンプルな言葉で 狂ったように急ぐ社会に 「Slow Down」・・・と語りかける。

  この歌い手 Imany イマニィ は日本でもしられているのだろうか? モデルだったそうだけれど。