もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

『Ice-mIx.』 鬼畜眼鏡 佐伯×御堂

2009-12-24 20:37:33 | 腐女子の御伴
         *ご注意*


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*


以前にメンリー師匠のアイスネタを一部拝借してをブログのコメでもぐ菜のびみょ~な妄想をカキしたモノです。



          「Ice-mIx.」



梅雨明けしたがなんだかんだと言っても夜になっても蒸し暑い。御堂は帰宅してダイニングで寛いでいるやっと部屋全体が涼しくなりホッと一息をつく。佐伯と一緒にオフィスを出たが佐伯はコンビニに行くと言ったのでまだ帰宅してない。

御堂はキッチンへ向かい冷凍庫からお好みのハー●ンダッツのド●チェのクリームプュレを取り出し冷蔵庫からGO●IVAのチョコレートリキュールを取り出した。

ダイニングに戻りダイニングテーブルにその2つを置きダイニングテーブルの椅子に座り時計を見る22時になる。御堂は目を閉じて今日1日の業務を思い出し明日にやる業務を考えている。

それから暫くすると佐伯が帰って来た玄関の方から、佐伯の声がして御堂を名を呼び佐伯はコンビニのビニール袋を手に下げてダイニングへやって来た。

「ただいま。」

「遅かったな。」

佐伯はダイニングテーブルにコンビニのビニール袋を置いてスーツの上着を、ポイッとフローリングに脱ぎ捨てネクタイをシュルリと音を立て解き外しダイニングテーブルに放り投げる。

「何度言ったら解る??脱ぎっぱなしにするな。」

「後で拾うさ。御堂、出したアイスも食べずに何をしている??」

「あぁ、このアイスは冷凍庫から出して直ぐに食べる物ではなく20分ぐらい経ったら食べると調度いいアイスなんだ。」

「ほぉ、疲れて寝落ちしたのかっと思ったぞ。で、いつ頃が食べ時になる??」

「もうそろそろかもな。それがどうした??」

「俺もアイスを頂こうかフルコースでな。」

「フルコース??」

佐伯はダイニングテーブルの椅子に座っている御堂をフローリングに、仰向けに押し倒し佐伯は御堂のワイシャツの襟元を握りしめ持ち左右に思い切り引きちぎっる。

御堂のワイシャツの釦は一瞬にしてパラパラと音がして無惨にあっちこちに吹き飛ぶ。佐伯は御堂を気にせずワイシャツを開けさせて乳頭をしゃぶる。

「佐伯!!」

「たまには趣向を変えるのはどうだ??なぁ孝典さんは、いつになったら俺を克哉て呼んでくれるんですか??今日はいっぱい喘いで呼んで貰いますよ。」

「ばか…うぅあッダメだ止めろ~ 明日はしごとだ‥」

御堂は必死に声を抑え様として左手を自分の口元にやり声を押し止め様とする。右手で佐伯の髪の毛をグイグイと引っ張る。

佐伯は御堂の乳頭にしゃぶりつき脇腹を撫でると思わぬ刺激を受けて御堂は佐伯の髪の毛を離し手でフローリングを引っ掻く。

「やっ、めろ‥さえ…」

「ねぇ、孝典さん??」

「…呼んでやらんからな。うっ、ワイシャツの釦を元に直せ佐伯。」

「ふん、そんな事をどうでも良くしてあげますよ。」

御堂の小さな抵抗が佐伯の欲望に引火して佐伯は徹底交戦に体勢へ構えを取り御堂のスーツのズボンのベルトのバックルを外し素早く抜き去り

佐伯は手にしたベルトをダイニングの遠くへ乱暴に投げた。佐伯は楽しい玩具を手にした時のイタズラを思いついた目つきで御堂を見つめる。

御堂はそんな佐伯を目つきを見てついカッとなり判断を誤った事を知ったが、この佐伯と言う男は自分の欲望には忠実でその欲望に御堂は抵抗出来ない躯に開発されてしまった。

御堂は溜め息をつき抵抗をせずにと思ったがこのままでは悔しいので、心の奥底から気を許し合える中となり最愛のパートナーに敬意を示し遊んでやる事にした。

「ふん、呼ぶ呼ばないなんて、関係ないだろ佐伯。君はほんと子供だな。」

「関係がありますよ。俺は孝典さんに、克哉て呼んで欲しい。」

佐伯は御堂に唇づける御堂はそんな最愛のパートナーを愛おしく思い唇づけを交わす。お互い夢中で求め合う様に抱きしめこれから先に進める行為を御堂は赦した。

佐伯は立ち上がりダイニングテーブルで何かをしている。フローリングに寝ている御堂から何をしているのか見えずに不明である。

「佐伯??何をしている。私をベットに連れて行けば良いだろ。」

「今日は趣向を変えると言ったはずだ。掃除が楽な方が良い。」

佐伯はフローリングにしゃがみ御堂のズボンとパンツを脱がさせると手にしたカップのアイスを指で掻き交ぜるクリームの、甘い匂いとチョコレートリキュールが混ざりあい辺りにチョコレートリキュールの芳醇な匂いが立ち込める。

佐伯は交ぜた指を御堂の口元に差し出すと御堂は指に付いたアイスを舐めた。佐伯は仰向けに寝ている御堂の下半身にドロドロに溶けたカップのアイスを塗り付ける。

「あっ!!何を冷たいぞ!!止せ…あぁ‥ん。」

御堂のモノを口にくわえ込みアヌスへ指を入れて指の数を増やす御堂の敏感なポイントを攻める。御堂が喘ぐ声が艶っぽさを増して佐伯は満足した。

御堂は快楽に翻弄されながら思う佐伯に躯の開発を赦してから、佐伯と幾度も躯を重ね合わせて最後は佐伯を自らからねだり自分の中へ招き欲望を充たす。

躯が佐伯を欲しがっているが強すぎる悦に心はまだそれに伴わず抵抗をする。欲望と抵抗の狭間に御堂は戸惑う‥ 早く解放されたいと思う。

佐伯は存分にアイスを舐め終えると御堂を俯せにして御堂のアヌスを指で拡げると小さく冷たい物を挿入をする。

「何をした??冷たいぞ!!」

「いい眺めだ尻で食べるアイスバーはどうだ??孝典さん。」

佐伯がコンビニで買って来たアイスバーは練乳でコーティングされ、中身はイチゴかき氷味でしゃりしゃりとした食感でイチゴは果汁が30%配合されていて佐伯が好きなアイスバーである。

アヌスに挿入されたアイスバーはぐずぐずと溶けて、佐伯はアイスバーの棒を抜き去るそれさえも御堂は感じてしまう。練乳が臀部をつたう佐伯は舌で弄ぶ様にそれを舐める。

御堂は躯が求める快楽にとうとう心が根負けして背後に居る佐伯にねだる。

「克哉…」

「どうした??孝典さん。」

「私に言わせるのか??こんなに克哉を欲しがっているのにな。」




          『Ice-mIx. end』


今日はワタシとX’mas。

2009-12-24 06:00:06 | 腐女子の御伴
『空から舞い降りたサンタクロース』どうでしょうか楽しんで戴ければワタシは嬉しいよ。実際はそんな事は有り得ないと、言われてしまえばそうだけど小説の世界は無限の可能性がある。

仕事中にフッと考えが舞い降りて来たのがヘリコプターでした。サンタクロースは御堂さんでトナカイは霧島と決まり職場で昼食中に骨組みを建てて構成をネリネリして大回りな構成を経て執筆が出来ました。

どんな衣装が良いかな??サンタクロースの常識に挑めるのは御堂さん!! 髭にいかにもな衣装なんて不要なサンタクロースになって戴けました。霧島の燕尾服はもぐ菜の趣味ですわww
霧島に着せたかった。

期待や想像を裏切ってしまったらごめんなさい。もぐ菜の妄想はびみょ~なモノなのでこんな感じです。許してくだされましm(__)m


御堂さんに3部作に登場して戴きましてもぐ菜の妄想小説を、大いに盛り上げてくれた御堂さんに感謝と御礼を込めてこの度は執筆を致しました。そして霧島をご贔屓してくださった懐の深く広い腐女子様方々ありがとございます(^-^)/


それとリンク貼りました。

「空から舞い降りたサンタクロース 後編」 鬼畜眼鏡 霧島×御堂

2009-12-24 00:03:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*



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         「空から舞い降りたサンタクロース 後編」



園児達との撮影会も終わり時刻は16時半となり、楽しかったクリスマス会も終わりを迎える。

「では、皆に私とトナカイからクリスマスプレゼントだ。」

「なぁに??」

「サンタさん、トナカイさんありがとう。」

御堂と霧島は椅子から立ち上がり大きな白い袋の、傍に行きしゃがみ込むと園児達もその廻りにやって来て覗き込む。

「皆で遊べる玩具が良いと思って選んだ。独り占めせずに遊ぶ様に。」

「しないよ。」

「みんなで、あそぶからだいじょうぶ。」

園児達は各々そう答える。御堂と霧島はその返答を聞き微笑をし白い大きな布の袋からプレゼントを取り出す。

木のままごとキッチンセットと組立式の中に入れて遊べる家と積み木セットや乗れる小型の車と組み立てブロックに三輪車。

「おもちゃいっぱい。」

「はやく、あそびたい。」

「こんなにいいの??ありがとう。」

「喜んでくれるなら、私とトナカイは嬉しい。」

「早速、玩具の箱を開けて遊んでみますか??」

「あそんでるあいだに、サンタさんとトナカイさんが、かえっちゃうならまだあそばないよ。」

「ずっといて。」

「すまないが、次へ行かないといけない君達と同じ様に私とトナカイを待っている。」

「そうか、まっているんだ。また、きてくれる??やくそくして。」

「君達がお母さんとお父さんそして先生の言う事を聞いて、良い子にして居たら来年のクリスマスに保育園へ来る事を約束しょう。」

「ほんと?!いいこにしてるよ。」

「ぜったいにきてね。」

「君達に会える事を、私とトナカイも楽しみにしている。」

霧島は立ち上がりフックに下げたハンガーから掛けたコートとマフラーを取ると、御堂も立ち上がり霧島は御堂に真っ白なコートを着させて釦をし首にマフラーを巻く。保育士から白い羽根飾りがあしらわれている鍔のある真っ赤な帽子を渡されて被る。

霧島は素早く真っ黒なコートを着て黒のマフラーを首に巻くと、サンタとトナカイは帰り支度をするのを見て園児達は別れがたく何処となくしょんぼりする。

御堂は園児の頭を1人づつ撫でて歩き霧島は1人づつ抱き上げて高い高いをして、最後に園児達に手を振り来た時と同じく保育士に付き添われて食堂を後にする。

「サンタさんとトナカイさんは帰るからヘリコプターの傍に、行くと危ないから食堂で皆で見送りをしましょうね。」

園児達は皆、元気良く返事をした。

御堂と霧島がヘリコプターに乗り込むと回転翼が音がしゆっくりと廻り始め、回転翼が速度が増し速くなりヘリコプターは機体が浮き離陸する。

食堂の大きな窓から園児達は手を振り御堂も白い絹の手袋をした手で振り返りす。

高度を徐々に上げ空へとヘリコプターが舞い上がり、ヘリコプターのエンジン音と振動が遠ざかる。

空からは白い羽の様な雪が舞い降り廻りを白く染め上げてサンタクロースとトナカイは去って行った。



東京上空から観る雪は果てしなく舞いビル群に吸い込まれて行く。御堂はヘリコプターの窓から雪を見つめる。

「どうりで冷えると思った。ホワイトクリスマスか。」

「えぇ、とても良いクリスマス会となりましたね。」




ヘリコプターでMGNの屋上ヘリポートに戻り霧島はヘリコプターを格納庫に格納を済ませる。御堂はヘリコプターから降りると一瞬の内にいつものマフラーとビジネスコートのスーツ姿となる。



霧島もヘリコプター運転席から降りるといつもの姿となりトナカイの角と尻尾もない。マフラーをしてコートを着た見慣れたスーツ姿である。

御堂が上空を見上げると果てしなく拡がる曇り空から雪がひらひらと風と共に舞い散る。雪は都会の雑踏と喧騒を包み込み白く彩り染め始めた。



「サンタクロースとトナカイは子供達の夢を持ち何処かへ…」

白い吐息が温度差を伝え、上空でヘリコプターの窓から観た時よりも一段と雪の降りが深くなる。御堂はカシミヤの黒い手袋をした掌を広げると雪が掌に舞い込み音も無く消えそれを瞳を細め見つめた。


「夢はきっと子供達に届くと思います。さぁ、お体が冷えるので中に入りましょう。屋上の鍵とヘリコプターの鍵を総務部へ返し今日はもうご帰宅です。」

「秋彦…今日はホットミルクココアが飲みたい。」

「えぇ、お煎れ致しましょう。孝典様。」

屋上の扉を霧島は開けると御堂は中へと入り霧島も続いて入り、鍵を閉めて鍵を取り階段で下の階まで下りエレベーターに乗り総務部へ向かい鍵を返し帰宅をした。




                    「空から舞い降りたサンタクロース 完」




「空から舞い降りたサンタクロース 中編」 鬼畜眼鏡 霧島×御堂

2009-12-24 00:02:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*



*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*





         「空から舞い降りたサンタクロース 中編」



保育士に付き添われてサンタクロースとトナカイが食堂に、姿を見せると園児達は大歓声を上げて御堂サンタと霧島トナカイを出迎える。

園児達が御堂サンタを取り囲み用意されて椅子に座る暇もなく、園児達にしがみ掴まわれて身動きが取りづらい。

「サンタさんとトナカイさんが椅子に座れないと皆と遊べないから、サンタさんとトナカイさんを椅子に座らせてあげてね。」

保育士がそう言うと園児達も納得し御堂と霧島はやっと椅子に座る。大きな白い布の袋を床に下ろし霧島は保育士からハンガーを受け取り御堂のマフラーを取りコートの釦を外しコートを脱がすと…真っ赤なカジュアルスーツの上下に白のワイシャツでネクタイは緑。

真っ赤なカジュアルスーツは御堂のボディラインとシルエットが美しく引き立つ様に仕立てられており白の手袋は絹で霧島も同じくお揃いの白の手袋を、着用していて嚥尾服も細身のシルエットで御堂と同様にボディラインが栄える。保育士達は美麗なサンタクロースとトナカイに見とれてしまい溜息をつく。

霧島は御堂と向き合いネクタイの佇まいを絹の白い手袋をした手で直す。

「サンタさんはじぶんでぬがないの??ママにおこられちゃう。」

「私はその為に、サンタクロースにお仕えしているのですよ。」

「だから、にんげんなんだね。トナカイさん。」

「はい、さようでございます。」

「サンタさんは、なまえある??」

「孝典サンタと言いう。宜しく。」

「たかのり??たかのりサンタさん。トナカイさんは??」

「秋彦と申しますよ。」

「あきひこトナカイさん…」

「はい。」

霧島は御堂の緑のマフラーと白のコートをハンガーに掛けてフックに下げると、霧島は黒マフラーを取り黒のコートの釦を外し脱ぎ同じくもう1本のハンガーに掛けフックに下げる。

霧島は黒の嚥尾服で白のワイシャツに黒のネクタイをしている。御堂と霧島は保育士が用意してくれたスリッパを履いているので御堂は白の靴下で霧島は黒の靴下。

御堂は椅子に座り被っていた白い羽根の飾りがあしらえられた鍔のある真っ赤な帽子を膝の上に置くと、園児がその鍔のある真っ赤な帽子をきちんと保育士に渡すとちゃっかり御堂の膝に乗ろうとする。

「ずるい!!まなかちゃん!!ぼくも。」

「わたしもだっこして。ながみせんせい、しゃしんとって♪」

霧島も御堂の隣に設置してある椅子に座ると園児達はどことなく遠巻きに見ている。霧島の頭に生えているトナカイの角がやや怖いらしくなかなか近付いて来ない。

1番遠くで離れ霧島を見ていた女の子の園児が走り寄り勢いおいで、霧島の膝に乗りトナカイの角に恐る恐る触れる。

「あきひこトナカイさんの、つのちいさい。」

「えぇ、移動する時にあっちこちに、角が引っ掛かると痛いので小さいんです。」

ご機嫌で霧島の膝に女の子の園児が乗っていると遠巻きで見ている園児達が、どんどん近付いて来てとうとう取っ替え引っ替え霧島の膝に乗り角を触る。

一方の御堂は園児達は膝の上に乗りたいが乗ろうとすると園児同士が阻止し合い御堂の膝には誰1人乗ってない。興味津々に御堂の廻りに居る園児達は質問を繰り出し御堂が答えている。

「ねえ、サンタさんはにほんじん??おひげないの??おにいさんだよ」

「君達と話しをしたいから日本人であるサンタの私が来たのだ。君達も日本語で話せた方が楽しいはず。高齢化でサンタはおじいちゃんだけではない。」

「なんで、ソリじゃないの??あきひこトナカイさんはにんげんだよ。」

「昔はソリでも良かったが、今は航空も発達しソリでは危ないのでヘリコプターで移動する。秋彦トナカイは私の仕事を手伝うので、人間の格好をして私と仕事をしているのだ。」

御堂の隣に居て椅子に座って居る霧島の背後で園児が大きな声で一言叫ぶ。

「あきひこトナカイさん、しっぽある!!」

「ほんとだ、しっぽはえてる。」

園児達は霧島のトナカイの尻尾を弄って遊んでいると、霧島は背後を見てこう言う。

「余り引っ張らないでくださいね。尻尾が痛いと孝典サンタさんとお仕事が出来なくってしまいます。」

「は~い。」

「あきひこトナカイさん、おしごとできないとたかのりサンタさんこまちゃうね。」

男の子の園児が御堂の左手首にした腕時計を見て御堂に尋ねた。

「あきひこトナカイさんと、おなじうでどけいしてる。なかよしさんだね。」

「あぁ、秋彦トナカイと同じ時間を共に過ごし、私と仕事をするのでお揃いの腕時計をしている。」


年少組と年長組が入り交じり終始クリスマス会を楽しみ保育士は園児達の写真撮影を忙しく動き廻る。保育士がとうとう見兼ねて順番を決め園児達は1人づつ御堂の膝に乗り撮影会が始まった。




『空から舞い降りたサンタクロース 後編』

「空から舞い降りたサンタクロース 前編」 鬼畜眼鏡 霧島×御堂

2009-12-24 00:01:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*




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         「空から舞い降りたサンタクロース 前編」



保育園では食堂に全員が集まりクリスマス会真っ最中で、保育士のマジックショーや園児による劇をしたりと園児達は楽しんで参加している。

園児達は制服で女子は長袖のブラウスと膝下のスカート。男子は長袖のブラウスに膝下の半ズボンで女子男子同じく白の靴下を履き上履き靴。名札の形と色で年少組か年長組か分かる様になっている

時刻は16時になると保育士は園児達に言う。

「今日はね、サンタさんとトナカイさんが皆に会いに来てくれるんだよ。」

「うそだぁ~」

「うそじゃないもん。ながみせんせいサンタさんくるの??」

「皆がいつも良い子にして居るから、サンタさんとトナカイさんが逢いたいって連絡があったんだ。」

「いつも、えんちょうなのにね。」

「うん、いちにちだけサンタさん。」

「でも、えんちょういる。そろそろ来るんだよ。」

「どこからくるの??」

「きまってるよ、くるまでくるんだ。」

「でも、プレゼントはうれしいな。」

「そうだね。」

園児達はそう言いながらもサンタクロースとトナカイが来る事を楽しみにして居る。食堂に居る保育士達は楽器の鈴を手に持ち、鳴らし始めると園児達も拍手をしたりカスタネットを鳴らし喜ぶ。

その時に低音のエンジン音と空気が振動し小さいながらも聞こえてどんどん近づいて来る音がわかる。保育園の建物にエンジン音と振動音が伝わり、園児達は不思議がるが保育士達はクリスマスの唄を歌い始めた。

食堂の大きな窓から園児達は空を見上げると上空には、1台のヘリコプターが保育園の運動場に降り様としている。

「やまだせんせい、ヘリコプターだよ!!」

「ヘリコプター、おりるの??」

保育士達は園児が飛び出して行かない様に扉の前におり、安全を怠らない様に窓も鍵をかけている。大きな窓からヘリコプターを見ようと園児達が集まって来た。

2階の食堂の大きな窓から目の前いっぱいに白い機体のヘリコプターが見え、ヘリコプターの回転翼がグルグルと回る。園児達と同じ目線になりヘリコプターに、乗ったサンタクロースはヘリコプターの窓から白い手袋をした手を振る。

食堂の中は園児達はヘリコプターが着陸するのを無我夢中で見たり、保育士とクリスマスの唄を歌ったりとそれぞれにサンタクロースとトナカイが来るのを待ち望む。

「あのおとは、ヘリコプターのおとだったんだ。」

「ねぇ、トナカイさんは…??」

「サンタ♪サンタ♪」

「やだ、トナカイさんもいないとやだ。」

中型のヘリコプターはゆっくりと高度を下げて運動場に着陸した。ヘリコプターのドアが開くと…

「あのくろいようふくきたひとの、あたまにトナカイさんのつのがある。」

「トナカイさんって、にんげんなの!?」

「わたしのパパよりも、おおきい。」

「すごく、かっこいい。」

黒いコートを着たトナカイはヘリコプターのドアを開けると降りた人物は、白の飾りがあしらわれた鍔のある真っ赤な帽子を被り緑のマフラーをして真っ白なコートを着たサンタクロースが姿を見せた。

真っ白なコートを着たサンタクロースがヘリコプターから降りると、黒いコートを着たトナカイはヘリコプターから白い大きな布の袋を出して肩にしょい込みヘリコプターのドアを閉める。

サンタクロースとトナカイは窓から見て居る園児達に手を振ると、園児達も元気に手を振り返す。保育士は園児に話しをする。

「じゃ、先生がね、サンタさんとトナカイさんを食堂に呼んで来るから皆は待っていてね。」

園児達は一斉に嬉しげに元気よく返事をした。


御堂は2階の食堂に居る窓辺の、園児達を見上げて霧島に話しかける。

「私達を喜んで歓迎してくれているらしい。」


「えぇ、私も安心しました。この保育園は緊急時や災害に備えてヘリコプターが降りられる様に運動場がヘリポートとしても兼ねられる様に防音と振動音対策がしてあります。」

「MGNにあった意味のないお飾りのヘリコプターも役だった。こんな物を購入したのはどうせ大隈専務だろう。」

御堂の言う通りでヘリコプターを購入したのは大隈である。

御堂サンタクロースと霧島トナカイが会話をして居ると、保育士がやって来て保育園の中に案内されて保育園の中に入って行く。




『空から舞い降りたサンタクロース 中編』