syoukumi blog

大阪消防設備協同組合事務局のブログ

ご存じでしたか?(121) / 住宅用火災警報器の種類

2010-07-23 14:58:50 | ご存じでしたか?シリーズ

 住宅用火災警報器には「煙式」と「熱式」の二種類があります。
 

 その名のとおり「煙式」は火災によって発生した煙に反応するもの、「熱式」は炎の熱に反応するものです。このうち、一般住宅には原則として「煙式」を設置する事になっています。住宅火災では、最初に煙が燻って炎に変わり出火するというケースが多いことから、できるだけ早く火災を知らせるためには煙に反応する「煙式」の火災警報器が適しているからです。
 ただし火災によらない煙が発生する場所、主にキッチン等では「煙式」は適していませんので、その場合は熱に反応する「熱式」の警報器が設置される場合が多いようです。

 住宅用火災警報器の設置義務化の一番の狙いは、住宅火災による死者の減少・撲滅です。設置する場所毎にそれぞれ適した警報器があるということを理解し、早期の設置に努めましょう。

事務局 農澤

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ご存じでしたか?(120) / 火災の件数は2年連続で減少している

2010-07-23 13:38:06 | ご存じでしたか?シリーズ

 総務省消防庁がまとめた平成21年火災概要によると、昨年一年間の出火件数51,124件で前年比2.4%減となり2年連続で減少しました。火災による死者数は1,877人で前年比の4.7%減、こちらも4年連続で減少しています。うち、住宅火災による死者も放火自殺・巻き添えを除いて前年より98人減少していることから、早くも住宅用火災警報器の設置義務化の効果が表れている結果が見て取れます。

 しかし、住宅用火災警報器の設置率については全国平均で約50%前後と、約半数の家庭で未だ警報器の設置がされていない結果となっています。来年6月が設置の期限となりますので、まだの方はすみやかに設置するようにしましょう。

事務局 農澤

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