だんなっちょんのブログ

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甲斐性無しの二児の父

9月5日日記 夢一杯

2012-09-05 01:35:00 | 生活漫談
自分の人生はまさにバイオリズムのように上下している。
不幸のどん底があれば幸せ一杯の時もある。
それの繰り返し・・・。
姓名判断で出ている通り、自分は地運が悪く波乱運が極めて強い。
波瀾万丈ってほど自分は壮大なスケールの世界で
生きてきた訳ではないものの、常に幸運と不運の繰り返しの
人生であることは重々承知している。
自分は常に安定してない。考え方もスキルもモノやヒトも・・・。

自分の不幸は10代前半と20代後半の頃。
10代前半は家族関係が極めて悪く、一般的な非行少年
というレベルではなかったが心は荒んでいた。
友達関係も良好とは言えず毎日が苦痛の連続だった。
中学生の頃は同じ年齢であっても成長に格差が出てくるころである。
まだまだ子供な自分に対して周りは精神的にドンドン先を行くのに
随分焦ったものである。同じ距離感で接すると嫌われ
間合いのとり方が分からず、ぶつかり合い数多く喧嘩もしたし
一方的に殴られもしたり、いじめをしたりいじめられもしたりと
心がとても荒んで粗暴だった。
毎日がつまらなかった。親も厳しく、家にいても親に反抗しては
怒られ、大した努力もしないくせに自由と娯楽だけを求めてぶつかり
何処にいても億劫で仕方なかった。全てが大嫌いだった。

20代後半は職が安定しなかったこと。
大学出て務めた会社が極めて悪質なブラック企業。
次に務めた会社も同じで、さらに仕事をする立場の自分と
まだまだ学生気分で遊びたい自分の気持ちが複雑に入り混じり
社会の一員として働く意識がどうしても芽生えず苦しみの連続だった。
なぜ働かないといけないのだろう・・とか
働くことに対する価値観を見いだせず、そのまま
自分は働いて死ぬだけなのかとか、結論が出ないことに
モヤモヤして過ごしていた。単刀直入に言えば本物のクズに成り下がってた。
友達はどんどん社会人の道を進むのに、自分だけまだ先に
進めないもどかしさ。自分は本当に遅れをとっていることを
この時初めて気がついた。

さて、今はどうかというと幸せの絶頂といってもいい。
結婚をし、12月には第一子出産予定に加え、妻との関係も
仕事も職場の人間関係も良好。不器用でダメな自分に、
もしかしたら苦言を言いたいだろうに、
何も言わず一杯気を使っていただいている。
だから自分もそれに応えられるよう、やれることをやるぞって
気概に満ち溢れてる。結婚したからかもしれないが、
サービス精神と人間力が格段にスケールアップした、まさに充実期。

だけど自分は今の状況に絶対に安心してない。
わずか30数年の短い人生経験ではあるが、何事も
普遍的なものは存在しないことは痛いほど分かっているつもりだ。
幸せはそう長くは続かない、ちょっとしたことで綻びはじめ
何年かすれば、再びどん底気分に落とされる可能性は
十分あると思っているし、それを受け入れる準備を今しているところだ。
お金・人間関係・家族関係・総合的に自分を引き上げてくれるモノを
蓄えているつもりだ。

できる限り不幸の期間を短くするための方法は
やっぱり「ヒト」ありきだと思う。孤独ほど人生で辛いものはない。
人間は一人で生きていけないことをこの年になって
痛感している。賢い人は10代・20代で気づいているだろうに
なんと自分が未熟であることか・・・・。

自分は面白い人間でもなければ、
コミュニケーションは上手とは言えないつまらない人間だが、
出来る限りの誠意と愛情を持って、自分の周りにいる人を
大事にしていきたいと思う。まだまだまだまだまだまだ不十分ではあるが
相手が困っていることや、相手が「こうして欲しい」と
思っていることを理解して行動に移せる人間になりたい。

今の夢は老後、素敵な時間を妻と過ごすこと。
こないだちょっと話したのだが、JRのジパング倶楽部に入って
日本中をノンビリ旅をしたい。それが将来の夢だ。
そこに幸せのピークを持っていけるよう、今後襲い掛かるであろう
不幸を乗り越えていきたい。今はとにかく一心不乱にやることをやって
突き進むのみ。