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ヤマトの看板車のウォークスルー車の生産中止受けて

2019-02-18 18:58:07 | ク〇ネコ仕事

数年前にヤマトの看板車であるウォークスルー車は生産を中止した。
このことは入社するまでは知らなかったし、入社前まではヤマト=ウォークスルー車という
イメージは強かった。
このウォークスルー車は社長の掛け声で入社1~2年の社員を交えて
最も実用的な車を考案しようと練りに練って研究されて作られた車で
実際私も普段の配達はこのウォークスルー車を使って行っていて
実によくできた車で、兎に角配達をすること関して言えば非常に優秀。

だいたい以下の3つが利点として挙げられる。

・ウオークスルーというのは運転席と助手席の間が素通りになっており
(助手席の椅子は補助席レベルで
前に倒してある)駐車した際、助手席側へ素早く降りられるので、歩道側に出られるから安心。
運転席側から降りるのはウォークスルー車に限り社内規定で禁止されているが、
ルールを犯して降りるにしても運転席側=車道になるわけで
後方確認や安全確認の手間がどうしてもかかる。
1分1秒を争うドライバーのことを考えた車であることが日々実感できる

・荷物探しが即座にできる。現在の箱車はいったん車を降りて真後ろのドアから開けるか
運転席側から左斜め後ろの横スライドドアを開けて探すことになるから、そこまで歩いていく
時間がどうしてもかかる。ウォークスルー車は車を停車したら即座に荷物の場所に
安全に車内からいけるからそれだけでも本当に早く荷物探しが行える。

・車内作業が実にしやすい
運転席真後ろにクールボックスが2つ置かれているが、この台が作業台にもなる。
コンビニなどで集めてきた荷物の計上などがしやすい。
今の箱車だと外でコンテナの扉を開いて突っ立ってやらないといけないから
少し面倒。もちろん大した差ではないといえばないが・・・。

・棚がある
MP車(通称箱車)にもあるのはあるらしいが、自分のセンターにはないかな・・・。
この棚が荷物を分けて探す手間を短縮していると思っている。
配達があらかた進んだ時は不在の荷物を全部棚に並べたり、
荷物の半分以上を占めるアマゾンの小物を集めておいたり、いろんな使い方ができる。


トヨタ自動車とヤマトの知恵を結集したこの車がなぜ廃止になるのか
実に謎めいているが、表向きの理由か本当の理由かはペーペーの私には
知る由もないが、一応「荷物の量が大幅に増えて現在のウォークスルー車では
対応しにくくなったから」
というのが理由となっている。

確かに荷物の量は凄いが、繁忙期でない限りは今のウォークスルー車に
入りきれないほどの量ってわけでもない。他の地域で集荷は大きな配達物が密集する
地域では悲鳴を上げているのかもしれませんね。




うってかわって今後生産を増やしていくのが↑のMP車(通称箱車)
この間、愛するウォークスルー車が点検でいなくなった時にこれで配達したんですが、

利点は運転が楽であること。
ウォークスルー車は兎に角ガタガタ揺れがうるさくて仕方ないし
荷物が棚から落ちたりするといちいちうるさくて気になるが
MP車は荷物がコンテナに入っているから音が全くしないから運転に集中できる。
それからマニュアル車は今後作らないらしいが、これに関していえば
賛成する部分と反対する部分があるかな。賛成すべきところは運転が楽なところ
反対する部分を上げれば配達に気合が入らない(笑)
音がやたらと静かだからなんか緊張感が薄れるところかな。
マニュアル運転はやっぱ面白いしシュッとするよ。

欠点は荷物探しがちょっと時間がかかる。
自分が初めてこれで配達した時は結構やばかった。
ただ数回乗っただけの印象だし、慣れてくれば欠点と思われる
不安材料は消えるだろうが、やっぱりウォークスルー車にはかなわないかな。
先輩も「ウォークスルー車は探すのが楽でいいよね」っていっていたし。
それから配達のたびにコンテナのドアの開け閉めが必ず発生するから
これも時間のロスだし、大きな扉を開けるから指挟んだりしないか
安全面が心配。ウォークスルー車の場合は最悪後ろのドア全く開けなくても
配達することが可能だし、自分も大きな荷物出ない限りまず開けない。

今後この使いづらい箱車が増えていくだろうが、
ちょっと大きめのウォークスルー車を作っていくわけにはいかないのだろうか・・・。


以上新人ドライバーの一抹の不安でした。





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