１１月２７日（日）日記 もう少し冷静に考えろよ・・・。

特別はっきりとした証拠があるわけでもなく単なる思い込みかもしれぬが、
この日の府中競馬場はいつもに増して混んでいた気がする。
見所は満載。凱旋門賞１－２馬にドバイWC覇者にブエナビスタにトーセンジョーダンと４歳世代。
昨年のクラシックをわかせた４歳世代は国内重賞の殆どを席巻。
史上最強世代とまで謳われた。自分もそれに異論を挟む気はない。
もっともG１となると４歳世代は善戦に終わることが多く、少々振るわないがそれがまたよい。

競馬をやり始めて１０年少々だが、確実に言えることは
今が一番競馬やり始めて楽しい時期な気する。
強い世代もいる最強牝馬もいる、ドバイを制した馬もいる、積極的に凱旋門賞に挑戦する馬もいる
トーセンジョーダンのようにクラシックは無縁ではあったが
地道に頑張りG１を制した馬もいる。何かと心をワクワクさせ
来年の競馬さえも楽しみで仕方ない程だ。

今年のジャパンカップは馬連を事前ブログで示したとおり４点ボックスを厚く買い
ブエナビスタ１着固定で相手７点の３連単・３連複を購入した。
馬連は的中。そして３連単はハズレ・・。
３連単を取り逃がしたのは本当に痛かった。
頭の中でブエナVSトーセンジョーダンを思い描いていたとおりになっただけに。
そりゃジャガーメイルを買えるか買えないかという論議になるのだが
もう少し冷静に考えろよと。買えるにきまってんじゃん。
トレイルブレイザーや落ち目のオウケンブルースリを買うのは分かるんだが
少しAR共和国杯組を過信しすぎじゃないのか？
そもそもAR共和国杯組のスクリンヒーローが制したJCとはまたわけが違う。
それにジャガーメイルは昨年のJCを勝ち馬相手にわずか０．１差の勝負を演じた馬。
天皇賞も去年も振るわなかったとおり、この馬はジョーダン同様距離が伸びてなんぼの馬。
なぜこの馬をもうちょっと冷静に考えて３連単の紐にいれなかったのか。。
軍資金が足りなかったわけでもないだろうに。
さんざんブエナVSトーセンと思っているなら、ブエナ１着、トーセン２着固定の３着総流しでも
たった１４００円やんか・・。馬鹿だねぇ。

まぁ馬券は悔しい思いをしたが、レース自体は最高。
最後の直線の追い比べでは思わず「ブエナぶっちぎれ！」と声を上げてしまった。
ずっと応援しててずっと勝てないブエナビスタ。いい加減勝って欲しい気持ちは
やはり溜りに溜まっていた。それが思わず声に出てしまった。
最後きっちり馬群をさばきトーセンジョーダンと一騎打ちに持ち込み
きれいに差し切った。
本当の強い・・。どんな展開になろうがどんなコースだろうが
きっちり最後は頑張って伸びてくる。本当に素晴らしいベストホース。
涙が思わずうっすら出てしまう、そんなレースだった。

競馬をやり始めて１０年少々だが、ここまで心を強く動かしてくれる
馬は初めてのことである。ダスカとウオッカの天皇賞の時、競馬やっててよかったと思ったものだが
それとはまた全く異なる種類の心からの歓喜である。
松田博資先生、ならびに岩田騎手とそれを支えた厩務員の方々、本当におめでとうございます！
そして国内最後のレースの有馬記念は三冠馬・オルフェーブルと対決
心より楽しみにしております。
有馬記念は競馬場にはいけないのは本当に残念ですが結果がたのしみで仕方ありません。


ありがとうブエナビスタ！